今日のブログはクスッと笑えるようなものがいいと
思いました。
フラワーアレンジメントを楽しんでいると、
誰もが経験するちょっとした
「あるある」な瞬間がたくさんあります。
今回は、そんな共感できるエピソードをいくつか紹介します。
思わずクスッと笑ってしまうような、
日常の一コマをお楽しみください。
フラワーアレンジメントのあるある
に対して、解決策のような私の意見を
書きたいと思います。
画像はあるあるに対してAIが作りました。
これもまた変で面白いです!
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1. 花材が増えすぎる問題
2. 花瓶が足りない!
3. 水切りでのバシャバシャ
4. 花粉の大惨事
5. 思わぬアシスタントの登場
6. 「ここじゃない!」の連発
7. お手本と違う仕上がり
8. 親指の痛み
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1. 花材が増えすぎる問題
アレンジメントのために花材を揃え始めると、
気づけば部屋中が花だらけ。
「この花も素敵!」
「あの葉っぱも必要かも!」
と次々に買い足してしまい、
テーブルの上が花材で埋め尽くされてしまうこと、
ありませんか?
T:花材を買う時には、予算を決めましょう。
初めは、計算が大変かもしれませんが
そのうちに慣れます。
私は、スーパーマーケットで食材を週に一度
揃えます。
一つ一つ計算しているわけではありませんが、
大体、毎週一緒の金額。
今日は、カルビ肉を買ったから2,000円ぐらい高いかな?
最近物価が上がったから1万円超えるかも?
など、なんとなくわかりますよね。
そんな感じです。
また、一つのアレンジメントを作るのに
あまりに種類が増えると
まとまりがありません。
最低3種類。
多くても5種類ほどにします。
ポイントに高価な蘭を一本というのは
それと別で良いと思います。
2. 花瓶が足りない!
お気に入りの花材をたくさん揃えたのに、
いざアレンジメントを始めると花瓶が足りない!
急いで代用品を探し、キッチンのジャグや空き瓶で代用する羽目に。
「次こそはちゃんとした花瓶を揃えよう」
と毎回思うのに、また同じことを繰り返す…。
T:こちらは、家庭でのお話です。
家庭で、お花を飾る場所って
大体、決まってますよね。
すると、この場所にはこの花瓶
というのをもう、決めてしまうのです。
私は、物を増やしたくないので
花瓶も増やしていません。
もう、数十年同じもの。
時々、お花が大きい物だったり
量が多かったりすると
シルバーのワインクーラーを使います。
常設の花瓶よりも短いお花が来ると
マーロウのビーカーを使います。
花瓶集めが趣味の方も
いらっしゃると思いますが
物を増やしたくない私はこんな感じです。
3. 水切りでのバシャバシャ
茎を水切りする際に、
どうしても水が飛び散ってキッチンがびしょ濡れに。
「もっと丁寧にやらなきゃ」と思っても、
次の瞬間にはまたバシャバシャと水が…。
終わった後の拭き掃除もアレンジメントの一部と思えば、
少し気が楽になります。
T:笑、落ち着きましょう。
もしかして、ハサミの切れ味が悪いのかもしれません。
すっと切れれば、スマートな気がします。
4. 花粉の大惨事
ユリの花粉が服や家具に付いてしまって大惨事!
「こんなところにも!」という場所に
花粉がついているのを見つけるたびに、
苦笑いしながら掃除を始めること、
よくありますよね。
T:花屋では、百合の花びらに花粉がついたら
極端に言うと、売り物になりません。
何がなんでも、初めに、ティッシュで
花粉をとります。
少し口が空いていたら、ピンセットで取ります。
その百合が売れるまで、何度も花粉の具合を観察します。
アルストロメリアの花粉も取りますよ。
5. 思わぬアシスタントの登場
フラワーアレンジメントに夢中になっていると、
いつの間にかペットがそばに寄ってきて、
一緒に「お手伝い」していることに気づく。
猫が花材をかじったり、犬が花を倒してしまったり…。
それでも、可愛い姿に癒されてしまうから不思議です。
T:確かに、こちらが真剣に何かしようとすると
来ますよね。
花を切ろうと新聞を広げると、そこに寝転がってしまったり。
可愛いけれど、危険もあります。
なにしろ、刃物を使っているので
落としたりしたら大変。
それから、お花の食中毒!
食中毒についてはこちらに書きました→⚫️
以前、友人の猫ちゃんが
ユリの花びらを食べたとか言って
慌てて病院に連れて行って
それから毎日1週間ぐらい
通っていました。
お気をつけください!
6. 「ここじゃない!」の連発
花材を挿していると、
「ここじゃない!」と何度も場所を変えてしまうこと。
結局、最初に挿した場所が一番良かったりすることも…。
試行錯誤の過程もフラワーアレンジメントの楽しさの一部です。
T:これ、オアシスを同じものを使って
やり直していると、オアシスが
ぐちゃぐちゃになっていきます。
多少なら良いですが、
穴だらけだと、形を保っていられなかったり
茎がちゃんとオアシスに密着していなかったり
すると、水を吸い上げなくなってしまいます。
1からやり直し。
私1−2年に1度ぐらいやります。
思い切ってやり直すとスッキリ。
生徒さんも、時々やり直し。
花束の方がやり直しが多いかも。
でも、やり直すと3倍速ぐらいの
速さで完成するのです。
お花が傷まない程度に
やり直し!
勉強になります。
7. お手本と違う仕上がり
先生のお手本を見ながら作ったはずなのに、
出来上がったアレンジメントが全く違うものに。
「お手本通りにできるのは無理かも!」
と笑い飛ばして、
自分だけのオリジナル作品として楽しむことが大切です。
T:オルエローズのレッスンでは、フラワーアレンジメントの基本の
レッスンもテストもないので、お手本通りに
作ることはありません。
特に、絵画と洋書のコースでは一応私が作った
サンプルのご紹介はしますが、
「あなたならどうする?」
となるので、全く違うオリジナル作品ができます。
単発のBouquet of Loveではサンプルに沿った
アレンジメントを提案しますが
全く同じである必要はありません。
完成が美しければOK
最近の面白いエピソード
仲良しグループで、15年ほどここではない所で
毎月、レッスンに通われていたそう。
最近になって、オルエローズにいらしてくださっています。
上記の通り、見本通りではなくて
良いのですが、
それでも、最低限にこのように
さしていきます。とお伝えすると
「頭使うわー」
「今まで、何も考えなかったわー」
「すごい!みんな同じのができた!」
と言われています。
私から見たら、みなさん個性的で
全然同じ作品ではないのですが
よほど、前のお教室が
自由だったのでしょう。
それでも、頭を使う?
レッスン楽しんでいただいているようで
嬉しいです!
8. 親指の痛み
枝を切ったり、茎を挿したりするうちに、
いつの間にか親指が痛くなること。
「今日はちょっと頑張りすぎたかな」と思いながらも、
素敵な作品を見て満足感に浸る瞬間です。
T:親指が痛くなるのは、
ちょっとハサミの持ち方か、ハサミが
いけないのかもしれません。
コサージュなど細かいものを
作る時には
クラフトハサミ
通常は、ハンドクリエイションが使いやすいです。
でも、どちらも刃こぼれなどすると
切りにくいだけでなく
お花の寿命にも関わります。
ハサミは、毎回使った後に
マイクロファイバータオルなどで
拭くとよく切れます。
大量に切ったり、枝物を
切ったりすると
手首腱鞘炎になることがあるので
テコの原理を考えながら
工夫してください。
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