フラワーコーディネーター

こんなにも大変なお仕事をしたい方
いらっしゃいますか?

いらっしゃるのですよね。

 

初めから、話がそれますが
私の娘。珠子と言います。

珠子は自由奔放で活発に育ってきました。

帰国子女枠で大学に入って、
ラクロスの主将。

就職活動はなんの苦労もなく
六本木ミッドタウンにある
上場企業の会社にすぐに決まったのです。

しかし、なんと卒業できなかったというオチ。

私は、爆笑しました。

逃した単位を取れば卒業できるとのことで
遅れること、3ヶ月後にやっと卒業。

当然就職は取り消し

そんなところ、ラクロスの先輩から
誘われて、
芸能事務所に就職することに。

想像でしか知らなかったけれど
すごい忙しさ。
毎週のように、宮崎のラグビー日本代表選手の
合宿に参加したり。(何しているかは謎)

よくある、バス旅で歩き回ったり
早朝から深夜まで
走り回っています。

お給料はとても安いらしい。笑

だけど、楽しそうです。
デスクワークより
断然、あっていますよね。

そういう私も、早朝から深夜
いや、徹夜の仕事を
走り回ってしていたのだから

大変だからって
お給料も何も
関係なく、やりたいことをできるのは
幸せということですね。

大変でも、やりたい方のために
フラワーコーディネーターへの道について
お話しします。

私の通ってきた道は
没原稿ですが、こちら→⚫️

1、フラワーコーディネーターとは?

フラワーコーディネーターとは、花を使った装飾やアレンジメントを専門とする職業です。美しい花の組み合わせを通じて、さまざまな場面で空間を彩り、特別な瞬間をより一層輝かせる役割を果たします。結婚式、パーティー、企業イベント、個人のギフトなど、フラワーコーディネーターの仕事は多岐にわたります。

フラワーコーディネーターの役割

  1. デザインとアレンジメント:

    • フラワーコーディネーターは、クライアントの要望やイベントのテーマに応じて、花のデザインを考えます。色彩や形、花の種類を考慮して、魅力的なアレンジメントを作り上げます。

  2. 花の選定と調達:

    • 季節に合った新鮮な花を選ぶために、市場や花の卸売店を訪れます。品質の高い花を選ぶことが、美しいアレンジメントを作るために重要です。

  3. イベントの装飾:

    • 結婚式や企業イベントなど、大規模な装飾を担当することもあります。会場全体を花で飾り、統一感のあるデザインを作り上げることが求められます。

  4. 顧客とのコミュニケーション:

    • クライアントの要望を的確に把握し、期待に応えるアレンジメントを提案するためのコミュニケーションスキルも重要です。特別なリクエストや予算に応じた柔軟な対応が求められます。

  5. トレンドの把握:

    • 花のデザインや装飾に関する最新のトレンドを把握し、それをアレンジメントに反映させることも重要です。常に新しいアイディアや技術を学び、取り入れる努力が求められます。

フラワーコーディネーターに求められるスキル

  • 創造力:

    • 花を使って美しいデザインを作り上げるための創造力は欠かせません。

  • 技術力:

    • 花の取り扱いやアレンジメントの技術、そして色彩や形のバランスを考える力が必要です。

  • コミュニケーション能力:

    • クライアントの要望を理解し、それに応えるためのコミュニケーション能力が求められます。

  • マーケティングスキル:

    • 自身の作品を効果的にプロモーションし、ビジネスとして成功させるためのマーケティングスキルも重要です。

      コミュニケーション能力・マーケティングスキル
      これがないとお仕事にはなりません。
      「お花が好き!」
      と、お花の練習だけしていてもこの仕事で
      生きていくことができないのです。

      笑 ちょっと大変そうになってきましたね。

フラワーコーディネーターは、単なる花屋ではなく、芸術的な感性とビジネスの知識を持つプロフェッショナルです。
花を通じて人々の心を豊かにし、
特別な瞬間を一層輝かせる存在なのです。


2、教育とトレーニング

フラワーコーディネーターとして成功するためには、
適切な教育とトレーニングが不可欠です。
そして実際の仕事経験の重要性についてご説明します。

フラワーデザインスクールとコース

フラワーデザインスクールは、
プロのフラワーコーディネーターになるための
基礎を学ぶ最適な場所です。

  • 基礎知識:

    • 花の種類、特性、季節ごとの特徴など、フラワーアレンジメントに必要な基本的な知識を習得します。

  • アレンジメント技術:

    • 花の配置や色彩のバランスを学び、実際に手を動かしてアレンジメントを作成する技術を磨きます。

  • デザイン理論:

    • 美しいデザインを作り上げるための理論を学びます。これには、色彩理論や形状のバランスなどが含まれます。

  • 実習とプロジェクト:

    • 実際のプロジェクトを通じて、学んだ技術を実践に移す機会が提供されます。これにより、実務経験を積むことができます。

実際の仕事経験の重要性

フラワーコーディネーターとしての成功には、
実際の仕事経験が欠かせません。

教育や自主学習で得た知識と技術を、
実際の現場で応用することで真のスキルが身につきます。

私は、6年ほどお花の専門学校で講師をしていました。

最低限のことを2年間で教育するのです。
一番の近道は私がそうであったように
学校に通いながら
お花屋さんで働くことです。

3、オルエローズ修行

お花の専門学校を卒業した生徒は
何人も、私の所へ修行にやってきました。

最低、一年は修行するように
伝えていました。

春夏秋冬の様子を知って
気候や需要が多い時期や
花の種類などに対応できるようになるためです。

当然、運転や配達もしてもらいます。

運転はできなければ、話になりません。

私は毎回心臓バクバク。

卒業したてで、運転技術も未熟。
だけど、お花を倒したりできないし
何より、お約束の時間に
届けなければいけません。

ナビもスマホもまだない時代だったとは
今思っても恐ろしい。

車は何度もぶつけられ、
時には事故を起こすスタッフも。

事故は一番嫌な思い出です。

一年を無事に乗り越えて
そのまま、オルエローズで
ウエディングフラワーコーディネーター
になるスタッフ。

夢と希望を持って
自身がフラワーコーディネーター
となった人。

1年持たずにやめてしまった人

色々です。

みんなよく頑張りました

こんなに大変な仕事
なかなか、ありませんから。

だけど、その分の
達成感はこれも
なかなか味わえないものです。

4、ウエディングフラワーコーディネーター

私が手掛けていた
レストランウエディング
フラワーコーディネーター。

そのころは、まだ
珍しい形式だったので
手作り感満載のパーティ。

お花のお打ち合わせと
提案には3回、4回と
新郎新婦にお会いします。

そのうちに、信頼されて
とても仲良くなるのです。

ほとんど、徹夜で作り上げる
フラワーアレンジメントや
ウエディングブーケを
早朝にお届け、セッティング。

パーティーが開始すると
やっとスタッフは昼食。

(決まったレストランではなく
色々なところへの出張だから
一旦帰るとかはできずに
そのまま、撤収まで待機することが
ほとんど。掛け持ちもあります)

だけど、私はそのまま
現場から離れられない
離れたくないのです。

大掛かりに、天井からぶら下げたり
する装飾をしていたりするので
心配なのもありますが、

そのパーティーを見ていたい

こんなに親しくなった
新郎新婦の
当日の美しさったら
眩しいほどです。

自然と涙が出るほど嬉しい

フラワーコーディネーター
として、幸せを感じる瞬間でもあります。

笑、毎回この調子だから、
疲れます。

5、フラワーコーディネーターはお勧め?

さて、フラワーコーディネーターへの
道をお話ししましたが

おすすめの職業かと聞かれると、
全くお勧めしません。

お花は冷凍すらできない
生物だし、
修行から始まって
大変すぎるお仕事。

体は疲れ、手は汚れ
お給料も安い。

。。。。それでも、
冒頭でお話しした
楽しさや幸せを感じるのは
人それぞれ。

30年以上私がやってきたのも
幸せを感じたからでしょうね。

これからも続けます。

結論

フラワーコーディネーターへの道は

スクールでのお勉強だけでは
なれません。

厳しい実践経験を積む!!

おすすめではないけれど
幸せな仕事って非常に複雑ですが
このお仕事が向いている人に
フラワーコーディネータへの道
のお話が届きますように!

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