昨日は、月に一度の特別な日でした。

絵画を勉強して、インスピレーションを沸かせるコース
こちらを一緒に作っていただいた、
私のコンサルの高橋貴子先生が訪れ、
お花のレッスンを受けていただきました。

こちらは先月のミュシャ


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1、テーマ

2、レッスンの目的

3、高橋貴子先生

4、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』について

5、器の選び方

6、使用する花材

7、お花を生ける前の準備の様子
          続く

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1、テーマ

今月は「フェルメールの真珠の耳飾りの少女」
をテーマにした花のレッスンを受けていただきました。

このレッスンは、私にとっても特別なものであり、
貴子先生とのレッスンの機会は
いつも緊張感と共に大きな喜びを感じます。

皆さんの、想像以上ですよ。

扉の建て付けから、アルコール消毒液の置き場所
レッスンで使うコピー用紙の色、
などなど、もうびっくりするぐらいの
アドバイス盛りだくさん。

お陰で、皆さんにより一層
心地よく癒されるレッスンを提供させていただけます。

ありがたや〜。笑

今回のレッスンでは、器を自由に選んでいただき、
お花の種類も季節感を大切にしながら選びました。
涼しげなブルーやグリーンを基調とした花材を使って、
フェルメールの名画にふさわしい
優雅で美しいアレンジメントを作成しました。

2、レッスンの目的

私のアトリエで行う花のレッスンでは、
ただ、見本の通りに花を生けるだけでなく、
その背景にある物語やアートに触れることが
インスピレーションの源。

今回のテーマは、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』。
フェルメールの美しさを花で表現することを目指しました。

 

3、高橋貴子先生

高橋貴子先生は、ビジネスコンサルタントとして
多くの方々に指導を行っており、
私も月に一度のコンサルティングを受けています。
それ以外にも、時々行われる
セミナーに参加したり、
時には、お酒を交わしたり。笑

なんだか、今年は1月から
誰よりも沢山お会いしている気がします。

その上、先生に花のレッスンを受けていただくことは、
私自身のスキルアップにもつながると考えています。

高橋貴子先生のご紹介

先日のブログでも貴子先生との
出会いから、著書のキャンペーンについて
ご紹介しました→⚫️

高橋貴子先生は、ビジネスコンサルタントとして
多方面でご活躍されています。

先生のアドバイスは常に的確で、
的確すぎて
「ふんがっ!」
とサザエさんのような声が出てしまうほど。笑

その指導力には定評があります。
来月には新刊『魔法の傾聴力』を出版されるのですが
なんと、到着したばかりのサンプルをいただいてしまいました。

こちらの感想は後ほど!

4、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』について

フェルメールの概要

ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)は、

17世紀オランダの画家で、世界中で高く評価されています。

フェルメールの絵は、日常の一瞬を切り取ったようなリアルな描写と、光と影の美しい表現が特徴です。
彼の作品には、見る人を引きつける独特の魅力があります。

『真珠の耳飾りの少女』の魅力と特長

『真珠の耳飾りの少女』(Girl with a Pearl Earring)は、

フェルメールの代表作の一つです。

この作品は、オランダのデルフトで描かれました。少女の澄んだ目や、柔らかな光に照らされた肌の質感がとても美しく描かれています。

特に印象的なのは、
少女が身に着けている大きな真珠の耳飾りです。

この真珠が、画面全体に控えめながらも
魅力的な輝きを与えています。

また、背景が暗いため、少女の表情がより際立ち、
神秘的な雰囲気が漂っています。

今回、私が重視したのは
ブルー。
フェルメールブルーと言われる
このブルーは
高価な、ラピスラズリが原料で
これを、下働きの人の絵に使うのは
珍しいことです。
フェルメールは、度々そんな使い方をしていました。

元々、この絵画の題名は「青いターバンの少女」
だったのですが、2003年に出された
映画題名「真珠の耳飾りの少女」
に変わっているのです。

と、言っても彼の作品は生涯で35点ほどしかないんです。

。。。実は背景は黒くなかったや、人気が出たのは
つい最近!など、
もっと詳しくはこちらのブログで→⚫️

5、器の選び方

まずは器の選び方から始めました。
器は花のアレンジメントにおいて非常に重要な要素です。

今回のテーマに合わせて、フェルメールの絵画のような
クラシックで落ち着いた雰囲気を持つ器を選びました。

貴子先生には、器を自由に選んでいただき、
その個性を存分に発揮してもらうことにしました。

きっと、これを選ばれるだろうな〜と想像するのも楽しい。

6、使用する花材

次に、使用する花材の紹介です。今回のアレンジメントでは、
涼しげで上品な印象を与える花材を選びました。
もちろん、ブルーは外せません。

  • デルフィニューム (Delphinium)
    高さがあり、鮮やかなブルーの花が特徴的です。花の茎がしっかりしているので、アレンジメントに動きを持たせることができます。

  • スプレーデルフィニューム (Spray Delphinium)
    デルフィニュームの中でも、小さな花がたくさん咲く種類です。軽やかで涼しげな印象を与えます。

  • シルバーブローニア (Silver Brunia)
    小さな銀色の球状の花が特徴です。独特の質感があり、アレンジメントにアクセントを加えます。

  • ビバーナム (Viburnum)
    小さな白い花が集まって咲く植物です。ボリューム感があり、アレンジメントに豊かさを加えます。

  • アイビー (Ivy)
    緑の葉が美しく、アレンジメントに自然な流れを持たせます。巻きつくように配置することで、柔らかさを演出できます。

  • ブルーレースフラワー (Blue Lace Flower)
    繊細な小花が集まって咲く植物で、その名の通りレースのような美しさがあります。軽やかでエレガントな印象を与えます。

  • ケムリの木 (Smoke Tree)
    ふわふわとした煙のような花が特徴です。ユニークな質感がアレンジメントに遊び心を加えます。

  • トルコキキョウ (Lisianthus)
    優雅な花びらと淡い色合いが特徴です。バラに似た美しさを持ち、アレンジメントに高級感を与えます。

 

7、お花を生ける前の準備の様子

 

一通りフェルメールと
『真珠の耳飾りの少女』についての勉強を終えた後、

いよいよ実践に移りました。

まずは、絵画から受けたインスピレーションについて話し合います。
参加者の皆さんがどのようにこの名画を解釈し、
どのようなイメージを持っているのかを共有することで、
各自の創造力を引き出します。

次に、お花の種類を確認していただき、
その後で器を選んでいただきます。

今回は貴子先生が選んだ器。

先生は、大きなクレッセント型の器を選び、
「月明かりって聞いたからもう月!」とおっしゃいました。
想像通りです。

貴子先生らしい大胆な選択で、
これからどのような作品ができるのか、期待が高まります。

ここからは、簡単なデッサンの時間です。

「簡単に」と言いますが、
皆さん真剣に取り組んでくださいます。


私が想像していたのは、丸や三角、四角といった
簡単な図形のスケッチでしたが、
毎回その期待を上回る素敵なデッサンが描かれます。

参加者それぞれの個性が表れるこの時間は、
私にとっても非常に楽しみです。

デッサンを描くことで、
頭の中にあるイメージが具体化され、
アレンジメントの方向性が明確になります。


これが実際のアレンジメント作成の際に非常に役立ちます。
時々、想像のようには無理〜ということもおきますが
それも勉強!
できるだけ、お手伝いします。

描き上がったデッサンを見ながら、
それぞれの作品がどのように仕上がるのか、
想像するだけでワクワクします。

貴子先生の大胆な選択と、真剣な取り組みが相まって、

今回のレッスンも素晴らしい作品が生まれる予感がします。

次のステップはまた、次回に続く。

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レッスン開催日は1日6名限定となります。

OR ET ROSE 自由が丘アトリエ

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