家って、どこまでもくつろぎが深い場所にしたいです。
その為には美しい居場所である必要があります。
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(今回の写真は本物もありますがとAIで作ったものが多いです)
私が、お花の専門学校に通っている時に
空間デザインの授業がありました。
フラワー専科は、インテリアデザイン課の授業に
参加する必要もあったので
こちらはフラワー専科とは違って、
高校を卒業して、こちらに入学した生徒たちがほとんどです。
当時、インテリアコーディネーターの
お仕事が流行っていて、トレンディードラマでも
題材にされて、確か今井美樹さん主演の
ドラマで、主人公がイキイキと活躍する
姿に憧れました。
夜中まで、働いたり遊んだりしていて
早朝には、プールで泳いだりするのです。
だから、「私もインテリアコーディネーターになりたい!」
と思ったのですが、25歳にならないと
資格試験を受けることもできず、
お花で空間を飾るのも
インテリアコーディネーターのようなお仕事だと
気づいて、このお花の専門学校に入りました。
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だから、インテリアデザイン課でのお勉強は
とても、興味深かったです
CADは習わないし、他のデザイン用語も
知りませんでしたが、
やはり、高校生の経験と大学卒業した
私とでは、随分と経験が違うので
面白いように、よく吸収できました。
その中で、先生が言っていた言葉は
ずっと私の心の中にあるのです。
「空間は美しく、保たなければいけない。
美しくすると、そこにデザインが生まれてくる。
デザインしたものが生きてくる。」
本当にそうだと思います。
散らかった、部屋にお花を飾っても
映えません。
その上、私は外食するよりも
家で、ゆっくりお花を飾って
ワインを飲みたいタイプ。
その為には、お部屋はいつも美くしていたいです。
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自宅は、細ーい3階建ての賃貸テラスハウス。
新築で入って床も壁も真っ白。
多分、10年はたったから、大分くすんで来ました。
細い3階建てって極狭ということ。
それでも、居心地を良くする為に
片付けているというより
物を増やしません。
究極は
大人3人で暮らしていますが
食卓テーブルがないのです。笑。
ソファーとソファーテーブルだけで
365日Bar気分です。
ソファーテーブルはまた気に入っていて、
本当はテレビ台で、
リサイクル木材でできているのです。
その下に、キャスター付きの
箱が2個入ってます。
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つくづく、良い買い物をしました。
私の好みのお花が映えます。
このように、居心地の良さは人それぞれですが
空間は、美しく保つよう、心がけましょう。
その上で、
フラワーアレンジとインテリアデザイン:美しさの調和
について、考えましょう。
前置きが随分長くなりました。
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1.カラーコーディネート
2.スタイルの一貫性
3.サイズと配置
4.自分らしいアレンジメント
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1.カラーコーディネート
何がなんでも、カラーコーディネート。
カラーこそ、好みが出ます。
でも、いつ言うように
テーマとイメージを決めれば
変なことにはなりません。
私は住宅を飾ったり、
会場を飾ったりする仕事を
多くしてきました。
だから、デザイン専門学校の授業を
受けたわけですから。
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でも、難しく考えるのではなく
ネイルサロンに行く方だったら
次にパーティーがあるから
「華やかなカラーにしたい
服にもあった華やかなカラーはどれかな?」
と、自然に考えてますよね。
ちなみに、私はネイルカラーを決めるのが
すごく早いです。
最近では、ネイリストが私の好みをわかっているから
ほぼお任せですが。
まず、初めにテーマにあった
イメージの空間があります。
私が会場に入る時は、今度は逆に
考える必要があります。
この会場のテーマとイメージはなんだろう?
これを考える作業は、
とても楽しいです。
ディズニーのテーマごとに違う
ホテルのお部屋を見る感じ。
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そこから、カラーを作り出します。
部屋と全く同じでは、
お花が見えなくなるのですが
どこかに、反対色を入れたり
強い色を入れます。
すると、なんと感動のアレンジができることでしょう。
依頼主は、なぜそのお花になったのかは
わからないけれど、
インパクトに
とても喜んでもらえます。
私の得意分野と言っても良いでしょう。
2.スタイルの一貫性
もう、テーマとイメージについて
書きませんが
この後も全て、そこを
考えて、読んでいただきたいと思います。
お部屋のスタイルとフラワーアレンジの
スタイルを一貫させることも大切です。
例えば、モダンな家具には
シンプルで洗練されたアレンジメントが似合いますし、
クラシックなデザインの部屋にはエレガントな花がマッチします。
スタイルの一貫性があれば、統一感が生まれ、空間がまとまります。
・和モダン
和モダンのお部屋は、日本の伝統と現代デザインの融合です。自然素材や和風の家具を取り入れ、シンプルで洗練された空間を作ります。畳やふすま、木の温かみが調和し、モダンなデザイン要素がアクセントとなります。和の静けさとモダンな機能美が共存する、心地よく落ち着いた雰囲気が特徴です。
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・ロココ調
私の好きな
・シャビー&シック
シャビー&シックの部屋は、古いものの風合いと上品な洗練さが調和するデザイン。風化した家具やアンティーク調のアクセサリーが、優雅な雰囲気を醸し出す。淡いパステルカラーと白いベースが部屋を明るくし、繊細な花柄やレースが柔らかな温かみを添えます。ヴィンテージ感覚と女性らしいエレガンスが調和し、居心地の良い空間を作り上げます。
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イメージって、まだまだ沢山あります。
私にとって、↑これらのイメージは
とても楽しいものなので、
またいつか、思いつく限り
書いてみたいと思います。
3.サイズと配置
フラワーアレンジのサイズと配置も考慮すべきポイントです。
大きな空間に小さな花を配置すると、バランスが崩れてしまいます。逆に、狭い空間に大きなアレンジメントを置くと圧迫感が生まれます。
まあ、これは当たり前のことですね。
例えば、食卓のテーブルフラワー
これは人数によっても変わりますが
通常、高さ20cm以下が
人の目線を邪魔しないと言われます。
大きな丸テーブル、例えば
結婚式場の写真など見ると
背の高いものが飾られたりしていますが
あれは、8人、10人と座る席で
正面の遠い人と会話することもないので
天井に圧迫感がなければ
あの大きさが
華やかにしてくれます。
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少ない人数のテーブルでも
インパクトを出したい時には
細いもので背の高さを出したりと
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基本の決まりを知っていれば
あなただけの素敵な
オリジナルデザインが
できるというわけです。
お部屋のサイズや配置に合ったサイズの花を選び、バランスを保つように心掛けましょう。
4.自分らしいアレンジメント
最も重要なのは、
自分らしいアレンジメントを楽しむことです。
花は個性を表現する素晴らしい手段です。
自分が好きな花やスタイルを取り入れ、
心地よい空間を作り上げましょう。
自分らしいとは?
私の場合は今まで
お話した1〜3を取り入れた
デザインを考えているわけです。
すると、
「オルエローズっぽい!」
とか
「あそこのお花はオルエローズで
作ったお花ですか?」
など、特徴をわかってもらえます。
花仕事の初めの方に私が
オルエローズというブランドの
お花のスタイルを目指していた
そこをわかっているいただけると
とても嬉しいです。
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