オルエローズの卒業生は
いっぱいおります。

お教室を開いたり、書籍を出したり頑張って活躍しています。

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卒業生には3パターン。

1.オルエローズのスタッフとして働いてから独立。

2.オルエローズでスタッフとして、修行。

3.レッスン生で、教える資格を取ってから企業。

1と2の違いは、2は初めから独立目標で
期間限定で修行すること。

私は、生き物であるお花を扱うには
四季の違いを理解する必要があるので
期間は1年間にしてもらってました。

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今日は

2.オルエローズでスタッフとして、修行の

成功ストーリーをお伝えします。

その前に、あまりに昔のことなので(昨日のことも忘れるけれど・笑)

定かでない所や、多分。。。確か。。。
と言うことがほとんどなので、上の↑
言葉の連立になるから
なるべく省きします💦

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1.彼女のこと

2.オルエローズにやってきた

3.集大成のウエディング装飾

4.開店

 

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1.彼女のこと

山形出身。
東京で暴れていた？私とは違って
とてもチャーミングで真面目で
まさか、私と同い年！！

可愛くて仕方ありませんでした。

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まずは、私のことから。

私は4年生の大学の経済学科を卒業してから
お花の専門学校に入って
新宿の小田急フローリスト系列の
小田急ハルクの2Fで修行していました。
来る日も来る日もフラワーアレンジメント
をしていたわけですが、

お花屋さんの廃棄するお花をもらって帰って
家に帰ってもお花を生けていました。

若いって素晴らしい！

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その頃、そんな専門学校に行くのは
親御さんがお花屋さんで、
それを継ぐための修行だったり

オフィースワーカーからの
転職を考えての入学など
確か、高校を卒業してからの
専門学校という人はいなかったように思います。

だから、年齢はバラバラ。

彼女は私と同い年でも、
２学年ぐらい、後輩というそんな女の子。

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2.オルエローズでスタッフとして、修行。

私は、オルエローズを開店してから
2年後ということですね。
自由が丘のアトリエへ移転したのは
2023年の真夏なので、
このお話は勿論、田園調布の店舗の時代。

私の、花の師匠から電話。
。。。この頃、よく電話がかかってきて
無理難題を言い渡されることも
しばしば。

「カクカクしかじか。。
とても良い子がいてお花屋さんを
開きたいから、tomoちゃんのところで
預かってくれない？」

「はぁ〜い。わかりました。」

大抵のお電話に、私がお断りする余地はありません。爆笑！

それで、オルエローズにやってくることに。

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お花の専門学校は、町田だったので
彼女は、そちらに近いところに住んでました。

そのころの、オルエローズのメインの仕事は
彼方此方の、レストランへ出張する
ウエディング装飾を手掛けていたのです。

ウエディングの仕事は準備に徹夜になるぐらい
遅いし、当日は暗いうちから出発するような
激務。

多分、この修行のためにわざわざ
お部屋を借り直すことはしなかったと思います。

。。。覚えていないというか、
忙しすぎて、あまりそこまで
構えなかったかもしれません。

ごめんね！

よく頑張りました。

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3.集大成のウエディング装飾

お預かりしたからには
絶対に一人前にしなくては！

自然に目が向いて、手をかけます。

その頃、先輩スタッフはいっぱいいました。

仕事分担があって、

・仕入れ担当
・作成スタッフ
・ウエディング装飾プランナー

この中で、プランナーがTOPです。

お客様と打ち合わせを重ねて、
見積もりを出して
いかに夢のある大きな仕事を
取れるか。
いかに、お客様にお喜び
いただけるか。

まだ、若かったスタッフたちは
大きなお金がかかわることなので、
時には新郎新婦のご両親とも
打ち合わせ。
ちょっと緊張しますが、
実はその方がお話が早かったです。

その後に、プランナーの指示通りの
仕入れをして、プランナーのフラワーデザインや
装飾の見本通りに
ウエディング装飾を作り上げていくのです。

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そうなると、スタッフ
みんな、プランナーの仕事をしたいわけです。

しかも、その頃はまだ、レストランウエディング
はとても珍しく、
安いから、手軽だからと
レストランにするのではなく、
夢のような素敵なレストランで
夢のようなウエディングレセプションを行いたい
お洒落カップルばかり。

ウエディングプランナー会社から
憧れのレストランでのオーダースケジュールが来ると

お目目がキラッ⭐️として、
わ・た・しが担当したい！！

と、プランナーみんなの視線が怖い😱

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その時のみんなの憧れは

西麻布のクイーンアリス。

もうね、本当におとぎの国に入ったような
立川出身の私には見たこともない光景。

洋書そのまま。

椅子なんて全く同じ。

クイーンアリスはご存知ですか？

一時期、葉山の方にも
お城のようなものが建っていましたよね。

西麻布はもうありませんが
元、黒柳徹子さんのご自宅でした。

家の中に、可愛いプールもあったんですよ。

格式高いフレンチレストランです。

まあ、その分私達業者には
レストランの人達は非常に厳しかったです。

昔のレストランはそんな感じの所が
多くてピリピリしてお仕事していました。

この話の数年後に私がお花の専門学校の講師の
時には
私が気に入りすぎて、
授業として専門学校の生徒たち
全員連れて、そこでお食事をしたぐらいです。

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それで、お話を戻すと
私は修行に来た彼女に、
集大成として

クイーンアリスでのレストランウエディング装飾を
やらせたかったのです。

でも、怖い女の世界。

ウエディング当日を迎えるには
みんなの協力がなければ
作り上げられません。

穏便に担当にせねば。。。

そこで、それをウエディングプランナーの会社にも
相談して
こっそりと

彼女をクイーンアリスの食事に連れ出したのです。
お客様との打ち合わせの前に、
レストランの内装などを食事をしながら
説明。
イメージも広げてもらいます。

それで、スタッフたちに
「彼女はクイーンアリスをよく知っているから
最後に担当についてもらうことにします」と発表。

無事だったのかは、わかりませんが
担当につけました。

みんなーごめんなさい！

お客様との打ち合わせで決まったテーマは

「グランブルー」

お二人で見た映画なんですって。

素晴らしくイメージを広げてくれ
丸い花瓶をいくつも並べた
メインテーブル。
花瓶を海に見立てて、
イルカもいた気がします。

この時から、彼女のあだ名は
「イルカちゃん！」

素敵な素敵な夢のある
ウエディング装飾となり
勿論、お客様にもとても喜んでもらえました。

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ここには、もう一つおまけのお話。

クイーンアリスでのお話は
そんなに前から分かっていたお話ではありません。

まあ、一般的なウエディング準備の段階でです。

その前に、彼女が山形へ帰る
期限は決まっていました。

となると、お部屋も解約しなくてはいけません。
お引越しもあるしね。

なんとなくわかりますか？

グランブルーウエディングは
お部屋の解約の翌日。

だから、あの日は
ソファーベッドのある
オルエローズに1人、お泊まりでした。

それも、今となっては
楽しい思い出です。

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4.開店

今のように、ネットがなかた時代のお話です。

山形に帰った彼女と
それほど連絡を取れたわけでもなく
お互い、忙しさの中

空白の時間もありますが、

無事、米沢に彼女らしい可愛いお店を
Openしました。

ネットが発達し始めると
お互いのfacebookなどで
近況を知れるようになり、

グランドホクヨウという式場
のウエディング装飾を
担当して、ブライダルフェアーなども
手掛けている様子が
飛び上がるように嬉しかったです。

それで、時々話すうちに
私がCoco&K.(フィリピンのNGO団体による
ジュースパックのアップサイクル製品の販売)
を扱うようになって、ビッグサイトで
イベントを開くと、
なんと突然に目の前に現れた
彼女とご夫婦。
それが多分、修行から10年後。
Coco&K.イベントについて、
お知らせの連絡を見て

「あれって、来なさい！ということだと思って！」

ですって。

そのまま、山形のお取り扱い店になってくれたのです。
ご主人もなんとも楽しく優しい良い方。

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これは、聞いていたのか聞いていなかったのか
覚えていませんが

多分、彼女の修行時代に
彼は山形で待っていたのではないかしら？
帰ってしばらくで結婚して
2人でお花屋さんを出したのだと思います。

今も、元気に活躍中。

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ちょっと残念なのはネットが
なかった時代に頑張った人達なので
今も、なかなか
いじれないみたい。
HPなどもほぼ止まっています。笑

よろしければ、こちら→フロリコル

それでも、30年近く街の人々に
好かれているから
いいんですね！

健康で頑張りましょうね。

素敵な体験をありがとう！