1、はじめに

2、レッスンの様子

3、花材とデザインの工夫

4、レッスンの進行

5、生徒さんの反応と作品紹介

6、まとめ

1、はじめに

9月も後半になってもまだまだ暑いです。
でも、「暑さ寒さも彼岸まで」。

この後は涼しくなりそうですね。

温暖化でもお彼岸を境に季節が変わるのは、
日照時間の変化に地上が冷やされていくからだそうです。

夜が長くなるのは、嬉しいような、嬉しくないような。
やはり、明るさが欲しい気がします。

「Bouquet of Love」1DAYレッスンのサンプルは2月に作りました。

その時にまさかここまで暑さが
長引くとは思っていませんでした。

秋の気配を感じる頃と
シルバーウィークのある9月を
思い浮かべて作ったものです。

タイトルは、「秋霧のモーニンググローリー」。

秋の朝に立ち込める霧と、
朝顔(モーニンググローリー)
のような新しい始まりを
象徴する意味が込められています。

霧が立ち込める秋の朝のような静かな美しさと、
朝の新鮮さを感じさせるアレンジメントを楽しんでいただけます。

2、レッスンの様子

レッスンの様子をご紹介します

この日の生徒さんは、
5名のグループレッスン。

お近くの方もいらっしゃれば、
湘南や、江東区など、
はるばるお越しのかたもいらっしゃいます。

それなのに、一度もお休みされることなく
時間通りにいらっしゃるのは、
すごいことだと感心し、感謝しております。

「Bouquet of Love」1DAYレッスン、

8月は暑さのためお休みです。

だから、私が皆さんにお会いするのは2ヶ月ぶり。
お一人ずつ、スタジオに入ってこられると

「わー!こんな素敵なの見たことがない!」
「どうやっていけよう?!」
「大きい!」
と口々に驚きの声。

先日、器のご紹介をした通りの大きさです。
内心、よかった!
と思いました。

この大きさを電車で持って帰るのは
絶対に大変。

でも、こちらのグループは
そんなことにめげずに伸び伸びと作成するタイプ。

暑さのため、花もちが悪くて。

でも、持ちの良い花だけ使うと大体、
南国調になるので、
そうならず、テーマにあった
お花を使うためには器を大きくして、
お水がたくさん入るようにしました。

お出かけされる時には
脇のスペースに氷入れてからお出かけされると
良いこともお伝えしました。


レッスンではテキストがあります

初心者のかたには、
もちろん丁寧にご指導しますが、
慣れている方には簡単な説明で
ご自由に作っていただきます。

今回は、まずグリーンアウトラインを
しっかり作っていただくことだけをお伝えしました。

3、花材とデザインの工夫

この日の花材は

  • トルコキキョウ(ラベンダー色)

  • バラ(紫)

  • バラ(白)

  • ヒペリカム(グリーン)

  • ソリダコ

  • きいちご

  • ダスティーミラー

  • ゲーラックス

  • ローズマリー

花材を見られたみささんは、

「わーグリーンがいっぱい!」
といつものように喜んでくださいます。

トルコキキョウはとても細く繊細ですが、
思った通りカラーが入りました。

バラ、秋のバラは頭(お花の部分) が小さくて残念です。
白いバラは「アバランシェ」という品種で
本来なら大きすぎるほど大きく、
今回の3倍はあります。
紫のバラは「ヤギパープル」
赤が混ざったようなすごく珍しい色ではないですか?

ヒペリカムは輸入で優秀。
輝いています。

ソリダコは非常に細身。

きいちごの葉っぱはよく育っていて、
立派。新芽も出たりしています。

ダスティーミラーも立派で、
とても大きくしっかりとしています。
安心、安心。

ゲーラックスは安定の葉っぱです。

ローズマリーは私の自宅でも
アトリエのバルコニーでも
プランターに入れて、育てていますが、
それと比べものにならない立派なものが手に入って、
香りに癒されます。

生徒さんは、
「いつもお教室のトルコキキョウはすごく大きくて、
綺麗で嬉しくなっちゃう!」

「他のお花屋さんではこんな立派なの見ないです。
青山のお花屋さんでもないです!」

と言われます。
そうなんですか?

私はこれが普通だと思っているのでよくわかりません。

だけど、お彼岸前だし猛暑の影響で
今回のトルコキキョウは目が飛び出るほど
高額だったことをお伝えすると、

「あら〜、では、
普通のお花屋さんが仕入れるのは大変だからなのですね!」という回答になりました。

確かに、店頭でこの正規の価格をつけたら
売れないかもしれません。

お花のご説明が終わると、
グループのみなさん同士も
お久しぶりにお会いしたようで、

口々に「お帰りなさい!」「お帰りなさい!」
と言い合われています。

どうやら夏のご旅行に行かれたそうで、
ヨーロッパに行かれた方はなかなか
大変な思いをされたようです。

でも、オランダの美術館で
フェルメールを鑑賞されたようで、
羨ましいですね!

北欧へ行かれた方は、
ものすごく美しいオーロラの写真を撮られていました。

皆さん、一眼レフなどお持ちのようですが、
iPhoneで綺麗に撮影できるそうです。
iPhone、使いこなしてこその価値が上がりますね。

AC画像

4、レッスンの進行

一通りご挨拶が終わると、いよいよと作成開始

途端にシーンと静まり返ります。

私は、皆さんが作る様子をお花見です。
この、どんどんと形が
作り上げられていく姿を見るのは
非常にワクワクする時間です。

花材は、全部使っても良いですし、残しても大丈夫です
皆さん、作るスピードが違いますから、出来上がった方から撮影します。

5、生徒さんの反応と作品紹介

作品1
左に流れるデザインでグルーピングされています。
グリーンの使い方がナチュラルで爽やかさを感じますね。
紫のバラを向きを変えて一本足して、
少し凹んでいるところに
ローズマリーを数本足していただきました。
花材は全部使いました。

作品2
生き生きとしたきいちごの配置に
とても動きを感じます。

お花を中心に固めたことで、
とてもエレガントさを感じます。

木苺の葉の分量が多かったので、
少し減らしていただきました。

少しだけ、花材が残りました。

作品3
お持ち帰りを考えて、きゅっとコンパクトに作られました。
可愛らしい作品です。

花材は結構残ったので、
またご自宅でも楽しんでいただけるそうです。

ヒペリカムが
とても可愛く見えることをお伝えすると、
ヒペリカムが大好きだということです。

好きなものって、このように
可愛く目立たせられるのですね!
ダスティーミラーを右の後ろに足していただき、
締まりました。

作品4
「どうしたらいいかわからない。
背の高い花器が初めて!
ダスティーミラーをどうしたらいいのかわからない!」

と一番悩まれていたようですが、
悩んだ分、すごくバランスが良くって、
絶妙なアウトラインでバランスよく素敵にできました。

ソリダコの下の方が透けないように
ダスティーミラーを足していただきました。
花材は少し残りました。

作品5
キャスケードブーケを
横にしたような流れのある作品です。

お花も規則正しく入れられて安定感があります。

とても丁寧に作られていて、
私が手をいれるところはありませんでした。
花材は全て使いました。

6、まとめ
今回の「Bouquet of Love」1DAYレッスンは、
暑さが続く中でも、
秋の訪れを感じさせるアレンジメントを
皆さんに楽しんでいただけました。

私自身も、この暑さの中で
どのようにテーマに沿った花材を選び、
長く楽しんでいただけるアレンジメントを作るか、
考え抜いた結果が実を結んだことを嬉しく思います。

生徒さんそれぞれが創意工夫を凝らし、
個性豊かな作品を作り上げる様子を見て、
やはりお花の魅力は
その人の感性や手のひらで形を変えていくものだと
改めて感じました。

特に、花材選びから器のサイズ、
暑さ対策まで、細かな部分まで気を配ることで、
季節に合わせたアレンジメントが
完成するのは大きな喜びです。

また、生徒さん同士が再会を喜び合いながら、
レッスンを楽しんでくださる姿も
とても印象的でした。

遠方から足を運んでくださる方、
毎回欠かさず参加してくださる方々の
情熱には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

アレンジメントのデザインや
使う花材一つ一つに、
季節の変わり目の繊細な美しさと
新しい始まりのエネルギーを込めた
「秋霧のモーニンググローリー」は、

まさにこの時期にふさわしい作品になりました。

それぞれの生徒さんが作り上げた作品は、
どれも秋の霧のような静けさと、
朝日のような明るい未来を感じさせてくれるものでした。

今後も、このように
季節に合わせたテーマや、

皆さんが楽しんでいただける工夫を凝らした
レッスンを提供していきたいと思っています。

お花との触れ合いを通じて、
日常の中で小さな癒しや喜びを
感じていただけるような時間を、

一緒に作り上げていければ嬉しいです。

次回のレッスンも、
どんなテーマで皆さんとお会いできるのか、
私自身も楽しみです。
また一緒にお花の美しさを発見し、
新たな作品を作り上げるひとときを共有しましょう。

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