1. 花器や花瓶とは

  2. オアシスを使用する場合の器の選び方

  3. フラワーアレンジメントに適した軽い器

  4. 重さが必要な器の選び方

  5. レストランの大型アレンジメントでの水替え方法

  6. 花器の素材について

    • 陶器

    • ガラス

    • プラスチック

    • 藤などの天然素材

    • ブリキ

    • 防水加工された紙

  7. 花器の形状と用途

    • 筒形

    • カゴ型

    • コンポート

    • 横長

    • ボール型

  8. 身の回りのものを器として使うアイデア

  9. レッスンでの器の選び方と実用性

  10. 暑い日の対策としての大きな花器の使用


フラワーアレンジメントの器

花器や花瓶というものがあります。
お花用という事ですね。
可愛らしい一輪挿しから大きなものまで様々。

オアシスを使用するものだと、
オアシスの大きさって決まっているので、
1/2、1/3、1/4の大きさで使えて無駄が出ないような
大きさに作られているのは助かります。

重さ

 

フラワーアレンジメント用だと、
基本的にはできるだけ軽いものが良いです。

オアシスだけで重さがあるので、
プレゼントするにも運ぶにも軽いものを探します。

逆に、細い花瓶や高さのある枝などを生ける場合には、
しっかりとした重さがあるものにして、
倒れないよう工夫します。

以前、レストランの中央に直径150cm程の
お花を毎週生け込んでいた時には、
そんなに大きな花瓶に水が入っている状態では
持ち上げることができません。

どのように水を替えると思われますか?
前週の花材を全て抜いて処分してから、

灯油用のポンプを使うのです。
ある程度、水を抜いたところで
花瓶を洗って水を入れ替えます。

花器の素材

花器の素材は、
資材屋さんで売られているものが多く、
以下のような種類があります。

1. 陶器

良いところ:
重厚感があり、落ち着いた雰囲気を作りやすい。
水をしっかり保持できるため、
花が長持ちしやすい。
デザインや色のバリエーションが豊富で、装飾性が高い。

難点:
重量があるため、
移動や取り扱いに注意が必要。
割れやすく、落とした際に破損する可能性が高い。
通気性がないため、
水の中に根や茎が長時間触れていると腐りやすいこともある。

特徴:
陶器は重厚な印象を与え、
特に和のテイストや
エレガントなスタイルの花器として人気。

季節や花の種類によって様々な
形状や色合いを選べる点が魅力的です。

2. ガラス

良いところ:
花の茎や水の状態を確認しやすく、
透明感が花の美しさを引き立てます。

水漏れや吸水性の心配がなく、
清潔に保てる。

モダンでシンプルなインテリアに合わせやすい。

難点:
割れやすく、
特に子供やペットのいる環境では注意が必要。

水が外から見えるため、頻繁な水替えや清掃が必要。
太陽光に当たりやすい場所では、
水中に苔や藻が生える可能性がある。

特徴:
透明でクリーンな見た目が特徴。
水の美しさや
涼しげな印象を持たせたいときに効果的です。

アレンジ次第でモダンからクラシックまで
幅広いスタイルに対応します。

3. プラスチック

良いところ:
軽量で扱いやすく、割れる心配がない。
耐久性があり、屋内外どちらでも使える。

カラーバリエーションが豊富で、リーズナブルな価格帯。

難点:
高級感が出にくい場合がある。
長時間日光に当てると色褪せたり、
素材が劣化することがある。

水を入れると安定感がやや欠けるため、
倒れやすいこともある。

特徴:
軽くて丈夫、
日常的に使う花器として最も実用的。

特にイベントや屋外でのディスプレイに向いています。
見た目の高級感を求める場合は、
デザインや仕上げに工夫が必要です。

4. 藤などの天然素材

良いところ:
ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出できる。
自然素材ならではの柔らかさとテクスチャーが魅力。
軽量で持ち運びがしやすい。

難点:
水に弱く、長時間濡れていると
腐敗やカビが発生する可能性がある。

花を直接挿す場合、
防水加工が必要になることが多い。

強度が弱く、長期間使用すると劣化が進む。

特徴:
藤や籐などの自然素材は、カジュアルでリラックスした空間にぴったり。ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーとも相性が良いですが、水の管理には注意が必要です。


5. ブリキ

良いところ:
軽量でありながら丈夫で、
アウトドアでも使いやすい。

独特のヴィンテージ感や工業的な雰囲気がある。
水に強く、錆び止め加工が施されていれば長持ちする。

難点:
錆びやすい場合があるため、
防錆処理がされていないと湿気や水に弱い。

金属特有の冷たさがインテリアに合わない場合もある。
表面に傷がつきやすく、
経年劣化による変色が起こることもある。

特徴:
ブリキはヴィンテージスタイルや
工業的デザインの空間にぴったり。

錆びた風合いを活かしたスタイルも人気です。
防錆加工が施されたものを選ぶことで、
メンテナンスが容易になります。

6. 防水加工された紙

良いところ:
軽量で扱いやすく、
形状を自由にデザインできる。

環境に優しく、リサイクルや再利用が可能。
柔らかく、花の配置に合わせて微調整がしやすい。

難点:
防水加工がされていない部分があると、
水が漏れたり紙が劣化する可能性がある。

耐久性が低く、
繰り返しの使用には向かないことが多い。
高級感が出にくく、カジュアルな場面での使用が主になる。

特徴:
紙素材はエコな選択肢として注目されており、
イベントや一時的な装飾に最適です。
特に防水加工を施した製品は、
水を使うアレンジにも対応可能ですが、
デザイン性を重視する場合には工夫が必要です。


花器の形状と用途

花器の形状は、
アレンジメントのスタイルや場面に合わせて
選ぶことが重要です。

それぞれの形状がどのような場合に適しているかを説明しますね。

1. 筒形

細長い筒の形状をした花器です。
上に向かって高く花を配置することができ、
洗練された印象を与えます。

適す場面: 背の高い花や枝ものを使ったアレンジに適しており、
玄関やエントランスなど、
縦の空間を活かしたい場所に最適です。
また、シンプルなインテリアに合わせると
スタイリッシュな雰囲気を演出できます。

2. カゴ型

籐や金属などで編まれたカゴのような形状で、
自然な風合いが魅力です。

適す場面: ナチュラルな雰囲気の
アレンジメントに適しています。

庭やカジュアルなパーティー、
ピクニックなど、アウトドアでの使用にもぴったりです。
また、フルーツやグリーンを混ぜたアレンジにも合います。


3. コンポート

高さのある脚付きの花器で、
下が広く、上部が開いている形状です。
優雅さが特徴。

適す場面: テーブルセンターなど、
視線の高さにアレンジメントを配置したい時に最適です。

花材を低く広げるように飾ることで、
華やかな印象を演出できます。
特に、ウェディングやフォーマルな場でのアレンジに向いています。


4. 横長

長方形や楕円形の花器で、
横に広がる形状です。

適す場面: テーブルの中央に
低く広がるアレンジメントを作るのに適しています。
長いテーブルや、食事の邪魔にならない高さで飾ると、
会話を邪魔せず、
空間にボリュームを与えることができます。
食事会やパーティーで使いやすいスタイルです。

5. ボール型

球体に近い丸みのある形状で、
バランスの取れたデザインが特徴です。

適す場面: 短めの花やグリーンを使った
アレンジに適しています。

リビングや寝室など、
リラックスできる場所に置くと
和やかな雰囲気を作り出します。
かわいらしい印象を与えたい場合や、
モダンなインテリアにも合わせやすいです。


身の回りのものを器として使うアイデア

身の回りのいろいろなものを利用することもできます。

例えば、自宅ではマーロウのグラスは大活躍しています。
それから、シルバーのワインクーラーも
よく登場しています。

防水さえできれば、
アイディア次第でオリジナルが生まれます。
ぜひ、身の回りも見回してください。


レッスンでの器の選び方と実用性

レッスンでは割とブリキを使うことが多いです。
エレガントに見えて軽くて、
オルエローズの生徒さんの作品に似合うと思います。

暑い日が続いているので、お水が保たれるように、
サンプルの花器より大きくなっています。
ちょーっと重くなるとは思いますが、頑張ってください!


これで、フラワーアレンジメントの器に関する
詳細なご説明を終えます。

器選びがアレンジメントの完成度に大きく影響することを理解し、
ぜひあなたのスタイルに合った器を選んでください。

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