目次
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パーティーシーズン到来
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ゴシック・オータムとは?
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ゴシックスタイルの特徴
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アレンジメントの材料と手順
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陶器の器の魅力
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夏の終わりと秋の始まり
1. パーティーシーズン到来
10月に入るといよいよパーティーシーズンが近づきます。
さりげないハロウィンカラーで
ゴシックな雰囲気を取り入れた
大人のための落ち着いたアレンジ。
ぜひ食卓へ。
ホームパーティーにもぴったりです。
2. ゴシック・オータムとは?
10月の1DAYレッスンですが、
ゴシック・オータムという名前がつけられました。
「ゴシック・オータム」という名前は、
秋の季節感をゴシックスタイルで表現することを意味しています。
このアレンジメントは、さりげなく
ハロウィンの要素を取り入れながらも、
大人っぽく落ち着いた雰囲気を演出しています。
ゴシックスタイルとは、
一般的に深みのある色合い、ドラマティックなコントラスト、
そして少しミステリアスでエレガントな要素を含むスタイルを指します。
この「ゴシック・オータム」レッスンでは、
秋の暖かみのある色合いと、
ゴシック特有の深みのあるトーンを組み合わせることで、
シックでエレガントなアレンジメントを
作り上げることがテーマとなっています。
食卓に飾ることで、
特別なホームパーティーの雰囲気を
一層引き立ててくれるでしょう。
3. ゴシックスタイルの特徴
ゴシックスタイルは、元々は中世ヨーロッパの建築様式として
始まりましたが、
時代を経るにつれて文学やファッション、アートなど
多岐にわたる分野でその特徴が取り入れられています。
ゴシックスタイルは次のような特徴を持っています。
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歴史的背景
ゴシック様式は12世紀から16世紀にかけてヨーロッパで発展した建築スタイルで、教会や大聖堂などの宗教建築に多く見られます。この時期の建築は、高い天井、尖塔、ステンドグラスの窓、飛梁、アーチなどが特徴で、神聖さと荘厳さを強調しています。
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文学におけるゴシック
18世紀の終わりから19世紀の初めにかけて、ゴシック文学が流行しました。ゴシック文学は、恐怖、ミステリー、ロマンティシズムを主題とし、幽霊や古い城、不気味な出来事が登場することが多いです。エドガー・アラン・ポーやメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』がその代表的な例です。
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ファッションにおけるゴシック
ゴシックファッションは、19世紀のヴィクトリア朝の影響を受けつつ、20世紀後半にサブカルチャーとして確立しました。黒を基調とした衣装、レース、ビクトリアンスタイルのドレス、コルセット、十字架や骸骨などのアクセサリーが特徴です。このスタイルは、個性を表現し、非主流の美学を追求する人々に支持されています。
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アートとインテリアデザイン
ゴシックスタイルは、アートやインテリアデザインにも取り入れられています。暗い色調、豊かな装飾、繊細な模様、古風な家具が特徴で、重厚でドラマティックな雰囲気を作り出します。ゴシックインテリアは、時には少し怖さを感じさせる要素も含んでいますが、同時にエレガントでロマンティックな印象も与えます。
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現代におけるゴシック
現代では、ゴシックスタイルは単に暗さや恐怖を象徴するものではなく、むしろ美しさとミステリアスな魅力を強調するものとして進化しています。映画や音楽、ファッションショー、アートなど、さまざまなメディアでその要素が取り入れられています。
ゴシックスタイルは、その独特の雰囲気と美学によって、
人々に深い印象を与え続けています。
ゴシック・オータムのようなテーマを選ぶことで、
秋の季節感とゴシックの持つ
ミステリアスでエレガントな魅力を組み合わせた
アレンジメントが可能となり、
大人の雰囲気を演出するのにぴったりです。
4. アレンジメントの材料と手順
材料
・花材(仕入れによって変わります)
・アンティーク風のフット付き花器
コンポート
(メーカー在庫により変わります)
・アンカー
・フィックス
・透明のプラスティック皿
・オアシス
アレンジメントの手順
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準備
花器に透明のプラスティック皿を乗せて
アンカーを装着してオアシスをセットします。オアシスは花器の幅に合わせてカットし、
しっかりと固定します。オアシスを水に十分浸してから使用します。
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ベースのグリーンを配置する
アイビーやユーカリなどのグリーンをまずオアシスに挿して、
全体のベースを作ります。
垂れ下がるアイビーを前面に配置することで、
動きを出しつつ、
花器の縁を隠します。
あらかた、グリーンでオアシスをカバーします。 -
主要な花材を配置する
メインの花材を中央からさします。
カラーが大人っぽいので
グルーピングにしなくても
大人アレンジになります。
全体のバランスを見ながら配置します。サブの花材を追加する
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サブの花材をメインの花材の間に配置します。
フィラフラワーはグルーピングにした方が
大人っぽくなります。 -
アクセントを加える
ランの花を最後に配置します。
この花材は独特の形状と色合いで、
アレンジメントに視覚的なアクセントを加えます。
ランの花は高価な花材であるため、少量で十分です。 -
仕上げ
全体のバランスを確認しながら、
必要に応じて花材の位置を調整します。アレンジメントの高さや広がりを意識しながら、
どの角度から見ても美しく見えるように整えます。最後にオアシスが見えるところがあれば
グリーンを使ってオアシスが見えないようにカバーし
全体の仕上がりを整えます。 -
保湿と維持
アレンジメントが完成したら、
定期的にオアシスに水を足し、花が新鮮な状態を保てるようにします。
このアレンジメントは、
ゴシックスタイルの特徴である深みのある色合いと、ミステリアスでエレガントな雰囲気を表現しています。
ホームパーティーのテーブルセンターや
エントランスに飾ることで、
特別な雰囲気を演出するのに最適です。
5. 陶器の器の魅力
アンティーク風デザイン
この器はアンティーク風のデザインが施されており、
落ち着いた雰囲気を持っています。
色合いはややくすんだホワイトやグレーのように見え、
使い込まれた風合いが感じられます。
このようなデザインは、
ゴシックスタイルやシックなインテリアに非常によく合います。
フット付きの形状
器にはフット(脚)が付いており、
テーブルの上での存在感を高めています。
フット付きのデザインは、
器全体を少し高く持ち上げることで、
アレンジメントをより立体的に見せる効果があります。
また、フット付きの器は視覚的にバランスが取りやすく、
エレガントな印象を与えます。
繊細な装飾
器の縁や脚部分には、
繊細な装飾が施されていることが多く、
クラシカルな雰囲気を醸し出しています。
このような細部のデザインは、
見る人に上品さと洗練された美しさを感じさせます。
マットな仕上げ
陶器の表面はマットな仕上げで、
光を柔らかく反射します。
これにより、花材の色や質感を引き立てながらも、
全体のトーンを落ち着かせる効果があります。
マットな質感は、
ゴシックスタイルの重厚感とエレガントさを強調するのに適しています。
安定感
陶器は重みがあり、
しっかりとした安定感があります。
これにより、アレンジメントが倒れにくく、
花材を自由に配置できるため、
デザインの幅が広がります。
特にフット付きのデザインは、
テーブルの上での安定性を確保しつつ、
空間に動きを持たせることができます。
総評
この陶器製のアンティーク風フット付き器は、
シックでエレガントなアレンジメントにぴったりです。
陶器の持つ温かみと安定感が、
花材の美しさを引き立て、
特別なシーンや日常のインテリアに高級感を与えてくれます。
ゴシック・オータムのテーマに合った、
この器の選択は非常に効果的で、
全体のアレンジメントの完成度を高める要素となっています。
6. 夏の終わりと秋の始まり
天気予報では9月はまだまだ暑そうです。今の状態で秋を想像できないようですが、日の短さでやはり夏の終わりは感じています。皆様、夏のお疲れが出ませんように!
「ゴシック・オータム」の1DAYレッスンは、秋の深みと大人のエレガンスを体感できる貴重な機会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
お申し込みは下記の
BOUQET OF LOVE
もしくはLINEよりお願いいたします。
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