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サーフィンの楽しさと挑戦
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初めての五十肩とその影響
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再び始まったサーフィンと二度目の五十肩
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五十肩の治療とリハビリ
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結び:痛みと向き合いながら前向きに
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1. サーフィンの楽しさと挑戦
サーフィンって何者にも変えられない楽しさがあります。
想像してみてください。
波の上に立つだけでも神技?と思えることなのに、
波と一緒になって左右へ移動したり、
まるで車かのようにエンジンをかけたり緩めたり。
毎回見える景色も違うし、
いつでも「もっともっと上手になりたい」
という気持ちで、レジャーというより私にとっては部活です。
サーフィンをするには努力も必要。
毎日、海に入れる人はそれだけでトレーニングになりますが、
そうも行かない。
私が初めてサーフィンをしたのは高校生の頃。
でも、夏にレジャーとして少しやる程度。
子供ができてからも
子供と犬を連れて時々サーフィンをしていました。
2. 初めての五十肩とその影響
ところが、40代になると五十肩になったのです。
初めはじわじわと三角筋が痛くなり、
鍼治療には行っていたのですが、
どんどん悪化して、
ちょっとでも肩をぶつけようものなら
うずくまるほどでした。
百貨店のガラス扉を引くこともできずに、
誰かが開けるのを待っていました。
飛行機に乗る予定があった時には、
機内持ち込み用のキャリーケースを
持っていくかどうかずっと悩んだこともありました。
重い荷物は持てないし、
でも頭上の荷物入れにキャリーケースを
持ち上げるのもできるのか不安でした。
結局、キャリーケースを持っていきましたが、
ちゃんと自分で上げることができました。
フラワーアレンジメントの制作には問題がありませんでした。
仕入れて作ることは大丈夫でしたが、
配達が問題でした。
普通にお届けするには問題ありませんが、
ある時に大きいお花をどこへ置くか伺うと
「あの棚の上にお願いします。」と言われた棚が120cmほどの高さ。
一瞬、上げられるかな?
と思ったのですが、どうにかできました。
そんな生活が6年ぐらい続いていたのですが、
コロナ禍になった頃に自然と治ったのです。
今思うと、習い事やジムでのトレーニングなど全てやめて安静な形になっていたのが良かったのかもしれません。
3. 再び始まったサーフィンと二度目の五十肩
治ってみると、
またサーフィンがやりたくなりました。
そこで、ジムでのトレーニングを再開し、
パーソナルトレーナーについて一から鍛え直しました。
8月からトレーニングをして、翌年の季節の良い時、
5月からサーフィン再開を目指しました。
目標があるって頑張れます。
翌年4月にオーストラリアへ行く用事があったのですが、
帰りのPCR検査でコロナ陽性。
一人オーストラリアで結局20日ぐらい生活しました。
晴れて陰性になって日本へ戻ると、
もうすぐに5月。
計画通り、江ノ島のサーフショップへ行ってスクールに入り、
久しぶりのサーフィンを楽しむことに!
サーフショップから自転車に乗って海へ行きます。
ボードを自転車から下ろして海へ行くだけで、
結構な体力を使います。
いざ、海に入ってみると体は覚えているらしく、
パドルをしてボードの上に立つことができました。
久しぶりの感覚に楽しさとドキドキが入り混じる。
しかし、すぐにへとへとになりました。
今思うと、オーストラリアでコロナにかかったことで
体力がなくなっていたんだと思います。
でも、それからは部活状態で徐々に体力もついてきました。
しっかり部活ができるようになり、
真冬も休むことなく練習しました。
初めて迎えた冬には、
手足の感覚が薄れるのが嫌で、
グローブもせずブーツも履かずに越冬。
2度目の冬になると、グローブとブーツを履いて寒さから逃れられるのは快適でした。
しかも、グローブがすごいのです。
分厚いグローブはカエルの手のように
膜ができた感じでパドルが早い!
パドルって、波に乗るためにボードの上で
クロールのような動作をするのですが、
これができなければサーフィンはできません。
それが、グローブのおかげで、
すごく楽にできて面白いように波に乗れます。
そんな冬を過ごしていると、
時々腕に痛みが走りました。
すぐにグローブのせいだとわかったのですが、
このパドルの調子良さに調子に乗るばかりでした。
4月の後半になるとやっと、
厚い冬用のウエットスーツが脱げて、
ブーツもグローブもいらなくなって身軽〜。
「明けましておめでとうございます」という気分です。
ところが、身に覚えのある三角筋の痛さ。
また、五十肩です。
これは、またサーフィンができなくなってしまう?
でも、2度目となるとちょっと気持ちが違います。
1度目の時は痛さが怖くて仕方なかったけれど、
2度目となると「別に痛いだけでしょ!」と言った感じです。
休むことなくサーフィンに行きます。
不思議と15分ほど「痛い痛い」と言いながら
パドルをしていると痛みがなくなるのです。
完璧なパドルはできないながらも、
どうにか乗れます。
水中からボードに乗る時には
「ヨイショヨイショ」と不恰好に
よじ登る感じですができます。
できないのが、ウエットスーツの脱ぎ着。
誰かに引っ張ってもらったりと
「介護だ!」とか言われます(笑)。
これでは毎回大変すぎるので、
すべてのものを前開きのスタイルに買い直しました。
こんなにまでしてサーフィンをしています。
4. 五十肩の治療とリハビリ
治療についてですが、
整骨院でマッサージと鍼治療を受けています。
毎回30分、
月に一度は1時間の治療を受けています。
こんな具合に私はいつも整骨院などに通っていますが、
不思議なことがあって、先生に質問をしました。
五十肩とは、肩関節の周囲に炎症が起こり、
痛みや運動制限を引き起こす症状です。
多くの場合、特定の原因が見つからず、
加齢や生活習慣の影響で発症するとされています。
初期には軽い痛みから始まり、
次第に肩の可動域が制限されることが多いです。
五十肩は、特に40代後半から60代にかけて多く見られるため、
「五十肩」と呼ばれています。
マッサージ店や鍼灸院では保険が使えませんが、
接骨院と整骨院は同じだそうで、
柔道整復師という国家資格を持っているところでは
保険が使えるそうです。
柔道整復師になるには、
3年間の専門学校での勉強が必要とのこと。
そして、鍼灸院など、その資格がないところでは、
歯医者以外の医師から
承諾書をもらえば保険が使えます。
しかし、快く承諾書を出す医師は
あまりいないのだそうです。
では、保険が使えるところが技術が上かというと、
そうではないらしいです。
保険が使えないマッサージ店でも
ゴッドハンドがいるそうで、
逆に「保険がなくてもやっていける」
というスタンスになるそうです。
私は、きっとずーっとお世話になるのだと思います。
腰痛もいつもあって、
時々、美容鍼という顔や頭にも
鍼を刺してもらいます。
顎の噛み締めがひどくて、
奥歯をインプラントにしたこともあるほどで、
顎の痛みの治療も行っています。
この整骨院の他にも、
私の肩を治そうとする場所が
あと二つあります。
一つは私が通っている発声のための
ボイストレーニングです。
ボイストレーニングって全身を使います。
時にはバランスボールの上で30分間練習するという、
まるでスポーツクラブに行ったかのような
トレーニングです。
だから、肩が痛い私の体の歪みも治したいところです。
そこで、先生にストレッチを教わって試してみると
すぐに楽になります。
ちょっとしたジムのような方法ですが、
これも毎日行うようにしています。
もう一つは、一応エステという分類ですが、
ちょっと変わった施術をする場所で、
電気を流しながら首や腕のマッサージを受けます。
5. 結び:痛みと向き合いながら前向きに
このように、
皆さんから心配される腕の痛みですが、
2度目だから「痛いだけでしょ!」
という気持ちで1度目とは違って何でもできます。
自分でも、この腕でサーフィンができるのは驚きです。
悲観することなく、前向きになんでもやっていきたいと思います。
60歳になったら治るのかな?
周りの人たちは
「60歳になったら、もっとあちらこちらが痛くなって
五十肩だかなんだかわからなくなるんだよ」
なんて酷いことを言われました(笑)。
どなたか、一発で治るような治療法があったら教えてください!