私は、イタリアには
乗り換えで数時間訪れたことしかないのですが、
絵画の勉強をするうちに、
いつしか、イタリアの
お花屋さんに行ってみたい!
(イタリアの有名絵画の絵は、サイゼリアに色々飾られているそうです)
と、思うので
今回はイタリアのお花について
学びたいと思います。
街並みの写真は、
昨年、私の息子がイタリアの
一人旅をしてきたので
そのときのものです。
羨ましい〜。
イタリア。
その名を聞くだけで、心躍るような情景が浮かんできます。
古代ローマの遺跡、レモンの香り漂うアマルフィ海岸、
美食とアートの都、そして情熱的なフラワーアレンジメント文化。
今回は、花を通じてイタリアの魅力を探求し、そこに息づく芸術と歴史、情熱について綴ります。
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1、イタリアのフラワーアレンジメントの歴史
2、フラワーアレンジメントにみるイタリアの美意識
3、イタリア各地の花文化
4、イタリアの花留学プログラム
5、イタリアのフラワーアーチスト
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1、イタリアのフラワーアレンジメントの歴史
その文化的背景と美学に深く根ざしています。
この歴史は古代ローマ時代にまでさかのぼり、
時代を経るごとに、さまざまな形で発展してきました。
古代ローマ時代
古代ローマ人は、自然との調和を重んじ、多神教の宗教儀式において花を重要な役割で用いました。彼らは神々への捧げ物として花を使用し、公共の場や家庭内での装飾にも使いました。この時代から、花が美しさや儀式の一部として価値を持つ文化が始まりました。
中世
中世のイタリアでは、キリスト教の影響が強まり、フラワーアレンジメントは教会の祭壇装飾や宗教的な行事で使用されるようになりました。この時期には、花言葉や象徴的な意味を持つ花が選ばれることが一般的でした。例えば、白いユリは純潔を象徴し、マリア像の周りに配されることが多かったです。
ルネサンス期
ルネサンス期には、芸術や文化が大きく花開いたイタリアでは、フラワーアレンジメントもまた、その美術的表現として重要な位置を占めるようになります。この時代の画家たちは、自然をリアルに描写することに注力し、多くの作品において花が細部まで忠実に描かれました。このことが、花への関心を高め、室内装飾においても花を使ったアレンジメントが一般的になりました。
バロック期~ロココ期
バロック期からロココ期にかけて、イタリアのフラワーアレンジメントはさらに洗練され、豪華で複雑な構成が特徴となりました。
これらの時代には、力強さや動きを表現するために、
より多くの花と色を用いた大規模なアレンジメントが好まれました。
現代
現代のイタリアでは、フラワーアレンジメントは伝統と現代性が融合した形で発展を続けています。
歴史を通じて培われた技術と美意識は継承されつつ、
現代のデザインやトレンドも取り入れられています。
また、地域によって異なる自然環境や文化が反映されたアレンジメントが多く見られるのも特徴です。
イタリアのフラワーアレンジメントの歴史は、その国の文化的アイデンティティと密接に結びついています。古代から現代に至るまで、花はイタリア人の生活の中で重要な役割を果たしてきました。美しい花のアレンジメントを通じて、イタリアの歴史と文化の一端を垣間見ることができるのです。
2、フラワーアレンジメントにみるイタリアの美意識
イタリアのフラワーアレンジメントは、
その歴史と文化の深さを映し出しています。
ルネサンス時代から、イタリア人は自然の美を崇拝し、
その美を日常生活に取り入れてきました。
フィレンツェやヴェネツィアの古い家々では、
季節の花々を用いた豪華なアレンジメントが、室内の美を一層引き立てています。
イタリアのフラワーアレンジメントは、
色彩の鮮やかさと大胆な構成が特徴です。
赤やオレンジ、黄色など暖色系の花々を多用し、
情熱的で活気ある印象を与えます。
また、オリーブの枝やブドウの蔓を取り入れることで、
イタリアの自然と農業への敬愛も感じさせます。