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・季節に合わせたお花
・相手の好みを考慮したアレンジメント
・フラワーアレンジの贈り物とマナー
・贈り物の相場
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季節に合わせたお花
季節感を取り入れたフラワーデザインは、四季のある国にすむ
私たちには、特に素敵な経験ができます。
季節ごとに異なる花材やデザインに焦点を当てましょう。
とは言っても、野菜と同じように温暖化により
花の事情も、少し変化してきています。
昨年の夏の暑さ!
9月になっても、なかなか良い花が手に入らず
苦労したのを覚えています。
小さなことですが、ecoを心掛けて
少しでも温暖化対策に協力していきましょう。
そして、お花にも工夫したいと思います。
季節ごとのおすすめのお花を
考えてみます。
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春
花の世界では
2月が一番、春らしいお花が揃います。
1月初めは、農家さんもお正月休みになるので
成人式あたりから、段々と花の種類が増えて、
待ちに待った2月!
キュートで爽やかな春にぴったりの明るい色合いや
新緑の葉を使ったアレンジメントは、
まだまだ寒い中でも家を明るく彩ります。
桜やチューリップ、ラナンキュラス、スイトピー
フリージアなど、春らしい花を取り入れましょう。
夏
4月のゴールデンウイークぐらいから
気温が高くなって
5月の母の日には、宅急便発送にヒヤヒヤします。
昨年5月の、東京の最高気温はもう32°cに達していました。
暑い季節には涼しげな印象のアレンジメントがおすすめです。
グリーンを沢山使った涼やかなデザインで、
夏の訪れを感じさせましょう。
真夏には、蘭やプロテア、リュウカデンドロ、アンスリウム
など、南国っぽいお花を選んで
こまめな水換えが長持ちする秘訣です。
蘭の場合、品種を選ぶのも必須で、
例えば、デンファレって海外の輸入品と
沖縄のものでは全く質と値段が違います。
輸入品が200円ほどの時でも
国産は900円ぐらいの時もあります。
値段が目やすになりますが
お店の方に、輸入品かどうかを
聞くのも良いですね。
ついでに、バラの価格も
お店によって随分と違います。
これは輸入品かどうかというのと
国産でも品質に大分差があります。
大雑把にいうと、太く長く
育ったものは優秀という感じです。
アフリカなどのバラはすごく立派に
見えますが、咲きません。
それでも、すごく長持ちしたりするので、
考え方でしょう。
水揚げ剤は栄養が入っています。
ということは、バクテリアも好みます。
私は、消毒作用のある焼きミョウバン(漬物などの料理に使います。
スーパーの漬物コーナーで簡単に手に入って数百円。)
を切り口に擦り付けて使うのが好きです。
秋
秋もすっかり、短くなってきたこの頃です。
収穫の時期でもある、秋を感じさせる温かみあるアレンジメント
秋らしいカラーや秋の実りを感じさせる花材を
取り入れたアレンジメントは、
家を温かみで包み込みます。
紅葉(コウヨウ)を活かしたデザインがおしゃれです。
秋のお花って、リンドウ、コスモス、ワレモコウ、マリーゴールド
など、急に和花感が出ます。
和の感じを出したり、大量に使うのは素敵です。
しかし
ヨーロピアンデザインを作るには少し、難しいかもしれません。
そんな時におすすめは
秋色アジサイ、クルメケイトウ、アマランサス、カラー、
ユリなどが
おすすめです。秋に咲くバラも良いですが、やはり
昨年の暑さであまり良いものが揃いませんでした。
冬
冬は華やかな季節ですね。
お花でも、華やかさを演出しましょう。
白や赤の花材で、冬の季節感を表現します。
クリスマスブッシュ、アマリリス、コチョウラン
アネモネ、シンビジュームそれから、
枝物を使うのも、この時期らしいデザインができます。
クジャクヒバ、ブルーアイス、ヒムロスギなどが
手に入りやすい時期です。
季節ごとのフラワーアレンジメントをお楽しみください!
フラワーアレンジの贈り物とマナー
フラワーアレンジメントは素敵な贈り物。
私の実家は父の農業高校時代の友人が
大きな造園会社の跡取りという縁で、
農園の中にポツンと土地を売っていただいたそう。
だから、住んでいた子供の頃から
今も全く様子が変わりません。
父は農業とは全く違う、電気関係の
仕事につきましたが、
夢がブラジルで農園!
というのが夢だったそうで、
家の周りは父が育てる四季折々の
花でいっぱいでした。
私は、育てるよりも
その花を切って、自宅に飾ったり
よく、学校の教室にお花を持って行く
人がいましたよね。
それ、私です。笑。
そのうちに、自分でお金を持つようになると
お花を買って、友人のお母様や男性の先輩、
友人などにお花をプレゼントをするのが
楽しくて大好きになって
そこから、お花の道に進んだんだと思います。
あの、お花をプレゼントした時の
みなさんの喜ぶ姿が大好物!!
では、
贈り物を選ぶ際の注意点やマナーについて考えてみましょう。
相手の好みを考慮したアレンジメント
贈り物として花を選ぶ際には、
相手の好みや生活スタイルを考慮しましょう。
私がご注文を受ける時には
あまり親しくないお客様には
そんなに踏み込んだ質問はできませんが、
送り先の事を当たり障りなくお伺いします。
・男性か、女性か
・年齢層
・用途
年配の方には、華やかに。
おしゃれ世代ににはシンプルでおしゃれに。
これ、ちょっと注意が必要なのが
男性用のお花。
友人から、こんなお話がありました。
ご主人が退職祝いにお花を
いただいたそう。
そうしたら、私に写真を送って来て
「退職祝いにこれはないよねえ!」
ですって、写真を見ると
青っぽいお花に少し色が
入っていました。
青も大量だと、綺麗なのですが
やはり寂しい印象を持ったのでしょう。
花屋側から見ると、男性用の花束
と言われたら、そんな感じに作るかもしれません。
そこで、お若い男性にプレゼントするのか
奥様がいらっしゃる家庭にプレゼント
するのかも頭に入れておいた方がいいですね。
定年退職のご主人奥様もまあまあ、
ご主人と同じぐらいの年齢と考えるので
初めに書いた
華やかなお花が喜ばれる事でしょう。
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贈り物の際のメッセージカードの重要性
花を贈る際には、メッセージカードが重要な意味を持ちます。
心のこもったメッセージを添えることで、
花束がより特別な贈り物になります。
お客様で、毎年奥様のお誕生日に
お花のご注文をくださる方がいらっしゃいます。
もう、お孫さんも大分大きくなった
世代の方。
お花を見ると、いつも
「素晴らしい!」
と喜んでくださいます。
それで、必ずその場でメッセージカードを
書かれるのです。
そんな男性の方がよっぽど
「素晴らしい!」
それから、もう一つご紹介。
会社から社員の奥様の誕生日に
ずっと、お花をプレゼント
のご注文をいただいています。
そこにつけるメッセージが
また素敵なのです。
「●●さん、お誕生日おめでとうございます。
また日頃は大変お世話になっており本当に感謝申し上げます。
これからも、
●●さんを笑顔で支える素敵な奥様でいて下さい。
今後とも末長く宜しくお願い致します。」
素敵なイベントです。
母の日なども、私がメッセージを
お預かりしますが、感謝の言葉がいっぱいで
心が暖かくなるようです。
どうぞ、贈り物には
メッセージをおつけくださいね。
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贈り物の相場
花束を贈るタイミングや相場を知ることも重要です。
立場や役職、年齢で
変わってきます。
これは、結婚式のご祝儀と
似ていますね。
それから、物価の高騰は
当然、お花にもあります。
その辺も考えて
アドバイスできればと思います。
個人の場合、私の年齢に合わせて
アラフィフ以上の
想定にしてみます。
ここに送料は入れていません。
(個人)
・友人同士の誕生日 ¥7,000
・母への贈り物 ¥10,000〜¥20,000
・お見舞い ¥7,000〜¥10,000
・Open祝い ¥10,000〜¥20,000
・枕花(1個) ¥10,000〜¥15,000
・ペットのお悔やみ ¥3,000〜¥10,000
・手土産 ¥3,000〜¥8,000
(会社)
会社の場合、ほぼ
予算は決まっていて、
大きいものでも小さいものでも
同じ金額です。
20,000円から50,000円
金額に迷う時は
もう少し関係など詳しく
お知らせくだされば、
お答えします。
遠慮なくご連絡くださいませ。
おまけで、こちらは
私の友人のお誕生会の
お花。
昨年から、私達の中では
ウエディングブーケが流行っています。
遠い昔のプリンセス気分を
思い出すのかも。
お花を送る嬉しさを知ると
癖になります。笑。
どうぞ、花贈りをお楽しみください!
明日から、お出かけがあったり
来週の撮影の準備があるので、
1週間ほど、ブログをお休みすます!