ちょっとお久しぶりになった
絵画のコースのお勉強です。

絵画のコースは、有名絵画や画家について
学んで、そこからのインスピレーションで
フラワーアレンジメントをデザインするコース。

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体験レッスンは
アルフォンス・ミュシャ

何度も登場するので
そろそろ覚えましたか？

元々、ミュシャはいわゆる売れない画家でした。
似顔絵を描いたり、挿絵を描いたり
憧れのパリで慎ましく生活していました。

印刷会社でアルバイトをしていたのですが、
お金のないミュシャは
皆がクリスマス休暇を取る中、
1人、会社に残っていました。

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すると、有名な女優
サラベルナールの公演が急遽追加で行われることとなり
マネージャーが
印刷会社に、ポスターを依頼に来たのです。
誰もいないから、ミュシャが描くことに。

しかも数日で仕上げなければいけない。

そして、できたポスターがこちら。

 

これには新ベルナールが大絶賛して
専属契約を結んだ程。

そこからミュシャはどんどん人気が出てきたという
シンデレラボーイでした。

今日はその大女優サラベルナールについて
もお勉強します。

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サラは、オランダからパリへ渡った
母から生まれた私生児。

母もとっても美人だったようで
次々と恋人がいました。

その中には政財界の男性もいました。

しかし、サラを産んだ時の母はまだ20歳
とても、自分では育てられないとなり
里子に出しました。

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しばらくすると、母は
またサラを引き取るのです。

でも、また手に負えず、
知人に預けたり
寄宿学校に入れたり
修道院に入れました。

いざ、サラが本格的に修道女になろうとすると
またまた、母が出てきて

うちの娘を修道女になんてさせないと言って
演劇の学校に入れたのです。

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かなり優秀でしたが
目指す劇団には入れませんでした。

すると、母がパトロンである政財界の男性に
お願いして、
その男性が文部大臣に話して
さも有名な、コメディー・フランセーズに入ることができました。

日本で言うと、今話題の宝塚のようなところ。

そんなにあからさまに裏口入学したものだから
それは、他の生徒たちから攻撃を受けました。

サラはその攻撃に受けてたち
殴り合いの喧嘩になって
退団させられたのです。

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その後、他の劇団に編入したのですが
メキメキと才能を表して
今度は、退団させられた
劇団からスカウト。

そこから、大女優としての始まりというわけです。

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彼女もまた、娼婦のように数多くの
政財界の男性とお付き合いして
栄冠を勝ち取って行ったわけですが、

母と同じく私生児を産んだりして、
でも、37歳で結婚もしました。
以外にも売れない俳優です。
この売れない俳優は早くに亡くなりました。

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この時代、革命や戦争が数多くあったのですが
流石の大女優
劇場を病院にして
負傷者を受け入れ勲章をもらったりもしていました。

ミュシャを引き上げた大女優の
こんなエピソードを知るのも
私たちにまた、新たなインスピレーションを沸かせてくれると思います。

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