1. はじめに

  2. スマホ撮影の基本ルール

    • 電気は消す

    • 自然光を活用する

  3. レンズの秘密と驚きの発見

    • Proマックスと3つのレンズ

    • 2つのレンズで十分?

  4. 写真の歪みについて

    • 端っこの人が太って見える理由

  5. スマホ編集機能で美しく仕上げる

    • パソコン編集からスマホ編集への変化

    • 簡単な編集でプロ級に仕上げる方法

  6. iPhoneカメラの便利な機能

    • グリッド線の活用法

    • AE/AFロックの使い方と活用シーン

  7. 私の学びと次回への期待

    • スマホフォトレッスンの楽しさ

    • 次回レッスンの予告


1. はじめに

これまでに2回にわたり、
写真撮影でお花を美しく撮影するための
フォトレッスンをご紹介してきました。

本日は、スマホを使った撮影についてお話しします。

スマホ撮影は、カメラとはまた違った魅力があり、
特に手軽さが大きな利点です。

一方で、独特の特性や限界もあるため、
少しの工夫が必要になります。

スマホならではのコツや驚きの発見を含め、
私がこれまで学んだことや
感じたことを交えてお伝えします。

お花をさらに美しく撮るために、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

2. スマホ撮影の基本ルール

電気は消す

まず、部屋の電気は消しましょう。

人工照明は色が偏ることが多く、
お花本来の美しい色合いが損なわれてしまいます。

自然光が柔らかく差し込む朝や夕方の時間帯が、撮影に最適です。

室内の光源が混在していると、
写真全体の色調が安定せず、
見た目と違った仕上がりになることがあります。

特に蛍光灯の光は青白く、
白熱灯の光は黄色っぽいため、
自然光だけに頼ることで、
お花の美しい色彩を忠実に再現できます。

自然光を活用する

自然光は、写真にとって最も理想的な光源です。

直射日光は影が強くなりがちなので、
曇りの日やカーテン越しの柔らかい光を
活用するのがおすすめです。

また、光の方向にも注意してください。
光が横や斜めから差し込む位置で撮影すると、
花びらの質感や立体感が際立ちます。

逆光で撮影すると、透明感のある
花びらを強調できますが、
背景が白飛びしやすいので、
露出の調整が必要になります。

3. レンズの秘密と驚きの発見

Proマックスと3つのレンズ

私は、美しい写真を撮りたいという思いから、
レンズが3つ付いているiPhone 15 Proマックスを購入しました。

高価だったこともあり、
「これで完璧な写真が撮れる!」と期待していました。

特に望遠レンズが付いていることに魅力を感じていましたが、
実際には日常的な撮影ではあまり
使用する機会がありませんでした。

購入当初は、最新技術が写真を
劇的に向上させると思い込んでいましたが、
実際には基本的な撮影スキルの方が重要だと気付きました。

2つのレンズで十分?

しかし、レンズが3つあるからといって必ずしも
最高の写真が撮れるわけではなく、
実際には2つのレンズ(広角と超広角)
で十分だという事実に驚きました。

日常的な撮影では、望遠レンズの出番は少なく、
広角と超広角をうまく使い分けることで
ほとんどのシーンをカバーできます。

例えば、広角レンズは主に
ポートレートや風景写真、
室内撮影で活躍します。

一方、超広角レンズはダイナミックな
風景や建物、集合写真に適しています。

これらを適切に使い分けることで、
スマホでもプロフェッショナルな写真を撮影できます。

高いiPhoneを買ってしまった
自分への慰めとしては、
ビーチにいながら
遠くで波乗りしている
サーファーを
しっかりと撮影できることは
レンズ3つならではだと思います。苦笑!

4. 写真の歪みについて

端っこの人が太って見える理由

友人たちと写真を撮ると、
端っこの人が太って
見えることがありますよね。

これは、広角レンズ特有の
歪みが原因です。

特に近距離で撮影するときに
歪みが目立ちます。

歪みは、レンズの広さが原因で、
特に広角レンズでは周辺部の
画像が引き伸ばされることで発生します。

この現象を防ぐには、被写体から少し距離を取り、
ズーム機能で撮影するのがポイントです。

と、生徒さんに毎回伝えていますが
どうしても、近づきたくなっちゃうんですよね。

ポートレートモードで解決

ポートレートモードを活用すると、
歪みを抑えながら背景を美しくぼかすことが可能です。

このモードでは、通常広角レンズに比べて
自然な遠近感が再現されるため、
よりバランスの良い写真が撮影できます。

今いる位置で画面に入りきらなくなった
場合には撮影者が後ろへ下がります。

また、ポートレートモードでは
被写体を際立たせるために背景をぼかす
「ボケ効果」が得られるので、
写真全体がプロフェッショナルな仕上がりになります。

5. スマホ編集機能で美しく仕上げる

パソコン編集からスマホ編集への変化

以前は写真編集といえばパソコンでアプリを使うのが主流でしたが、iPhone内蔵の編集機能でも十分に美しい仕上がりが可能です。

特に、シャドー、明るさ、温度、彩度の調整が鍵となります。

簡単な編集でプロ級に仕上げる方法

シャドー(影): 暗い部分を少し明るくしてディテールを際立たせる。

明るさ: 必要以上にいじらず、自然な雰囲気を保つ。

温度: 青みを少し加えると、洗練された印象に。

彩度: 控えめに下げることで上品な仕上がりに。

露出補正:期待した明るさでない場合調整

 

これらの調整だけで、
お花の写真がまるでプロが
撮影したような仕上がりになります。

さらに、iPhoneの「ポートレートモード」
で撮影した写真は背景が美しくぼけているため、
編集作業がより簡単になります。

6. iPhoneカメラの便利な機能

グリッド線を出す理由と出し方

グリッド線を出す理由

グリッド線は写真をバランス良く構図するために非常に便利です。
以下の効果があります:

  • 三分割法を活用して、自然で美しい構図を作る。

  • 水平や垂直を意識して安定感を出す。

  • 被写体を正確に配置して全体のバランスを整える。

グリッド線の出し方

設定アプリを開き、「カメラ」設定で「グリッド」をオンにするだけで、カメラアプリに表示されます。

被写体にタッチしてから撮影する理由

ピントを正確に合わせたり、明るさを調整したりするために、
被写体をタッチする習慣をつけましょう。


iPhoneの「AE/AFロック」機能を使いこなす方法

AE/AFロックを使うことで、
(主役に3秒タッチ)
動く被写体でも安定した明るさとピントで撮影可能です。

特に夕焼けや夜景のように光が変化する場面で役立ちます。


7. 私の学びと次回への期待

スマホフォトレッスンの楽しさ

私はこれまで何度もスマホフォトレッスンに参加していますが、
機械の操作は覚えるのが難しく、
すぐ忘れてしまうこともあります。

それでも何度も撮影を繰り返すうちに、
少しずつコツをつかめるようになりました。

例えば、明るさやシャドーの調整、
自然光の使い方など、
一つひとつのステップを丁寧に実践することで、
着実に写真のクオリティが向上しています。

フォトレッスンで学んだ知識を
自分なりにアレンジする楽しさも感じています。

次回レッスンの予告

実は、明日もスマホフォトレッスンに参加予定です!
どんな新しい発見があるのか、

今からとても楽しみです。
その様子もまた改めてご紹介しますので、
ぜひお楽しみに。

まとめ

スマホ撮影でお花を美しく撮影するためには、
基本的なルールを守りつつ、
iPhoneの機能を最大限活用することがポイントです。

これまで学んだことを繰り返し実践しながら、
新しいテクニックを取り入れることで、
さらに素敵な写真を撮ることができます。

次回のフォトレッスン記事もどうぞお楽しみに!

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