クリスマスキャンドルフラワーアレンジメントレッスン
目次
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レッスンの背景と生徒さんからのリクエスト
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キャンドルアレンジメントの魅力
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なぜクリスマスにキャンドルアレンジを作るのか
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花材と道具の選定
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レッスンの流れと生徒さんの反応
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ハプニングと笑顔溢れる時間
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完成した作品とその個性
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次回への期待とメッセージ
1. レッスンの背景と生徒さんからのリクエスト
今回は特別にクリスマスアレンジメントのレッスンを行いました。
本来であれば12月は
お正月のアレンジメントを予定していましたが、
生徒さんの多くが
「日程的に難しい」とのことで、
それでも、レッスンは受けたいので
今月はクリスマスアレンジを作りたいという
声が上がりました。
そんなリクエストを受け、
「クリスマスらしいキャンドルアレンジメントはいかがでしょう?」
と提案したところ、
「クリスマスらしいキャンドルで作りたいです!」
という熱い反応をいただき、
クリスマスキャンドルフラワーアレンジメントの
テーマが決定しました。
2. キャンドルアレンジメントの魅力
クリスマスキャンドルアレンジメントは、
暖かな光と華やかな花材を組み合わせた
特別なアイテムです。
クリスマスらしいキャンドルの灯りは、
家庭に温かさと希望の象徴をもたらします。
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キャンドル
主役となるキャンドルは、アレンジ全体の高さや雰囲気を決定します。色はクリスマスらしい赤、白、緑、ゴールドが一般的ですが、モダンな雰囲気を目指すならシルバーやダスティブルーなども素敵です。
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花材
冬の季節感を演出する花材を選びます。主に以下がおすすめです:
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赤系:バラ、アマリリス、ガーベラ、ヒペリカム
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白系:スプレーマム、カスミソウ、ユリ
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緑系:ヒバ、モミ、ユーカリ
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アクセント:ゴールドやシルバーのペイントが施された葉や木の実(松ぼっくり、ドライオレンジなど)
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土台
オアシスを使用して安定感を出すと、花材の配置がしやすくなります。また、丸や楕円形のプレートを使ってスタイリッシュに仕上げるのもおすすめです。
2. スタイル別アレンジメントアイデア
① クラシックスタイル
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メインカラーは赤と緑をベースに、白やゴールドをアクセントとして加えます。
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キャンドルを中心に配置し、周りに高さを抑えた花材をぎっしり詰めて円形にアレンジ。
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松ぼっくりやリボンを追加して、よりクリスマスらしさを演出。
② モダンスタイル
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シンプルで洗練されたデザインを目指します。ホワイトキャンドルとグリーンの葉物をメインに、シルバーのオーナメントやガラスのアクセサリーを追加。
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キャンドルを複数本使い、非対称に配置して動きを出すのもおしゃれ。
③ ナチュラルスタイル
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自然素材をふんだんに使ったアレンジ。モミやヒバをベースにし、ドライオレンジ、シナモンスティック、ナッツなどの素材で素朴な雰囲気を演出。
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無香料の蜜蝋キャンドルを使用すると、エコで優しい印象に。
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安全面への配慮
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キャンドルの炎が花材に直接触れないように、防炎加工済みの花材やキャンドルカップを使用すると安心です。
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キャンドルは点灯する際に花材やリボンが溶けないよう、間隔をしっかり確保します。
配色の工夫
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トーンを揃える:赤や白などの単色でまとめるとシンプルで洗練された印象に。
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コントラストを効かせる:ゴールドやシルバーを加えて華やかさを演出。
花材の選び方
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長持ちする花材を選ぶことで、クリスマス前後も美しい状態を保てます。例えば、ヒバやユーカリはドライになっても形を保ちやすいのでおすすめです。
クリスマスにふさわしい香りの演出
香りも重要な要素です。例えば:
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フラワーアレンジメントに、ユーカリやローズマリーを加える。
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キャンドルをアロマキャンドルにして、シナモンやオレンジの香りを取り入れる。
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今回のレッスンでは、キャンドルの選定から器、
花材まで、細部にわたって工夫を凝らしました。
ゴールドのキャンドルを探していましたが、
サイズや雰囲気を考慮した結果、
素敵な赤いキャンドルを選びました。
この赤いキャンドルが作品全体に華やかさを加え、
クリスマスの雰囲気を一層引き立てました。
器は、当初背の高いものを予定していましたが、
持ち帰りのしやすさを考慮して、
黒い木製のBOXを採用。
洗練された雰囲気と実用性を兼ね備えた選択でした。
3. なぜクリスマスにキャンドルアレンジを作るのか
クリスマスにキャンドルアレンジメントを作ることには、
深い意味があります。
キャンドルはクリスマスの象徴であり、
以下のようなスピリチュアルな意味を持っています:
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光の象徴:キャンドルの光は、暗闇の中での希望や導きを象徴します。イエス・キリストの誕生が「世界の光」として祝われることに由来します。
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祈りと静けさ:柔らかな灯りが心を落ち着かせ、家族や大切な人との穏やかな時間を演出します。
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喜びと祝福:華やかなキャンドルアレンジメントは、クリスマスの喜びと感謝の気持ちを表現します。
また、現代ではキャンドルアレンジメントが心を癒し、
季節を感じるアイテムとしても人気です。
花とキャンドルの組み合わせは、
視覚的な美しさと暖かさを兼ね備えたものとなり、
ホリデーシーズンに欠かせない存在です。
4. 花材と道具の選定
今回使用した花材は以下の通りです:
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ブルーヘブン 1本
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ヒムロスギ 1本
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紫陽花 1輪
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コキア 2本
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シルバーブローニア 2本
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バラ 5本
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マルバユーカリ 2本