クリスマスキャンドルフラワーアレンジメントレッスン

目次

  1. レッスンの背景と生徒さんからのリクエスト

  2. キャンドルアレンジメントの魅力

  3. なぜクリスマスにキャンドルアレンジを作るのか

  4. 花材と道具の選定

  5. レッスンの流れと生徒さんの反応

  6. ハプニングと笑顔溢れる時間

  7. 完成した作品とその個性

  8. 次回への期待とメッセージ


1. レッスンの背景と生徒さんからのリクエスト

今回は特別にクリスマスアレンジメントのレッスンを行いました。

本来であれば12月は
お正月のアレンジメントを予定していましたが、
生徒さんの多くが
「日程的に難しい」とのことで、
それでも、レッスンは受けたいので
今月はクリスマスアレンジを作りたいという
声が上がりました。

そんなリクエストを受け、
「クリスマスらしいキャンドルアレンジメントはいかがでしょう?」
と提案したところ、

「クリスマスらしいキャンドルで作りたいです!」

という熱い反応をいただき、
クリスマスキャンドルフラワーアレンジメントの
テーマが決定しました。


2. キャンドルアレンジメントの魅力

クリスマスキャンドルアレンジメントは、
暖かな光と華やかな花材を組み合わせた
特別なアイテムです。

クリスマスらしいキャンドルの灯りは、
家庭に温かさと希望の象徴をもたらします。

  • キャンドル

    主役となるキャンドルは、アレンジ全体の高さや雰囲気を決定します。色はクリスマスらしい赤、白、緑、ゴールドが一般的ですが、モダンな雰囲気を目指すならシルバーやダスティブルーなども素敵です。

  • 花材

    冬の季節感を演出する花材を選びます。主に以下がおすすめです:

    • 赤系:バラ、アマリリス、ガーベラ、ヒペリカム

    • 白系:スプレーマム、カスミソウ、ユリ

    • 緑系:ヒバ、モミ、ユーカリ

    • アクセント:ゴールドやシルバーのペイントが施された葉や木の実(松ぼっくり、ドライオレンジなど)

  • 土台

    オアシスを使用して安定感を出すと、花材の配置がしやすくなります。また、丸や楕円形のプレートを使ってスタイリッシュに仕上げるのもおすすめです。


2. スタイル別アレンジメントアイデア

クラシックスタイル

  • メインカラーは赤と緑をベースに、白やゴールドをアクセントとして加えます。

  • キャンドルを中心に配置し、周りに高さを抑えた花材をぎっしり詰めて円形にアレンジ。

  • 松ぼっくりやリボンを追加して、よりクリスマスらしさを演出。

モダンスタイル

  • シンプルで洗練されたデザインを目指します。ホワイトキャンドルとグリーンの葉物をメインに、シルバーのオーナメントやガラスのアクセサリーを追加。

  • キャンドルを複数本使い、非対称に配置して動きを出すのもおしゃれ。

ナチュラルスタイル

  • 自然素材をふんだんに使ったアレンジ。モミやヒバをベースにし、ドライオレンジ、シナモンスティック、ナッツなどの素材で素朴な雰囲気を演出。

  • 無香料の蜜蝋キャンドルを使用すると、エコで優しい印象に。

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ポイント

安全面への配慮

  • キャンドルの炎が花材に直接触れないように、防炎加工済みの花材キャンドルカップを使用すると安心です。

  • キャンドルは点灯する際に花材やリボンが溶けないよう、間隔をしっかり確保します。

配色の工夫

  • トーンを揃える:赤や白などの単色でまとめるとシンプルで洗練された印象に。

  • コントラストを効かせる:ゴールドやシルバーを加えて華やかさを演出。

花材の選び方

  • 長持ちする花材を選ぶことで、クリスマス前後も美しい状態を保てます。例えば、ヒバやユーカリはドライになっても形を保ちやすいのでおすすめです。


クリスマスにふさわしい香りの演出

香りも重要な要素です。例えば:

  • フラワーアレンジメントに、ユーカリやローズマリーを加える。

  • キャンドルをアロマキャンドルにして、シナモンやオレンジの香りを取り入れる。


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今回のレッスンでは、キャンドルの選定から器、
花材まで、細部にわたって工夫を凝らしました。

ゴールドのキャンドルを探していましたが、
サイズや雰囲気を考慮した結果、
素敵な赤いキャンドルを選びました。

この赤いキャンドルが作品全体に華やかさを加え、
クリスマスの雰囲気を一層引き立てました。

器は、当初背の高いものを予定していましたが、
持ち帰りのしやすさを考慮して、
黒い木製のBOXを採用。

洗練された雰囲気と実用性を兼ね備えた選択でした。

防水テープで割り箸を3本

3. なぜクリスマスにキャンドルアレンジを作るのか

クリスマスにキャンドルアレンジメントを作ることには、
深い意味があります。
キャンドルはクリスマスの象徴であり、
以下のようなスピリチュアルな意味を持っています:

  • 光の象徴:キャンドルの光は、暗闇の中での希望や導きを象徴します。イエス・キリストの誕生が「世界の光」として祝われることに由来します。

  • 祈りと静けさ:柔らかな灯りが心を落ち着かせ、家族や大切な人との穏やかな時間を演出します。

  • 喜びと祝福:華やかなキャンドルアレンジメントは、クリスマスの喜びと感謝の気持ちを表現します。

また、現代ではキャンドルアレンジメントが心を癒し、
季節を感じるアイテムとしても人気です。

花とキャンドルの組み合わせは、
視覚的な美しさと暖かさを兼ね備えたものとなり、
ホリデーシーズンに欠かせない存在です。


4. 花材と道具の選定

今回使用した花材は以下の通りです:

  • ブルーヘブン 1本

  • ヒムロスギ 1本

  • 紫陽花 1輪

  • コキア 2本

  • シルバーブローニア 2本

  • バラ 5本

  • マルバユーカリ 2本

ドライ素材も取り入れ、作品に深みを加えました:

  • スパイダーガム・クロウ(南アフリカ産)2個

  • シープヘッド・渦巻き(インド産)2個

生徒さんたちの作品にはそれぞれ個性が溢れ、
これらの花材が全てのアレンジメントに美しく調和しました。


5. レッスンの流れと生徒さんの反応

今回は年の最後のレッスンということで、
特別にサンプルを作らず、
生徒さん自身の自由な発想に任せました。

みなさん楽しそうにキャッキャと集まり、
アトリエに入られた途端
「わー!いい香り〜」
と、早速お喜び。

ずっとここにいるとわからないのですが
私も、毎朝出勤すると
森林浴のような香りに癒されています。

レッスンが始まると真剣!

すぐに完成するのでは?
と思っていましたが、
あーでもないこーでもないと
試行錯誤されていて
時々、他の方の作品も参考に
「あーそうするのもいいですねー。」
などと楽しく取り組まれていました

それぞれの個性を発揮して素敵な作品を作り上げていました。

普段からお花が大好きな生徒さんたちだけあって、
自宅で花を購入してアレンジを楽しむ方も多いそうです。

そのため、花材選びの際には
「最近のお花の価格が高い!」と驚きの声も。

特にブルーアイスが一本1500円
という話題で盛り上がりました。

色々と値上がりだし
この時期はそうなるかもしれないですね。


6. ハプニングと笑顔溢れる時間

レッスン中には思わず大笑いしてしまうハプニングも。
私がふと面白い光景に気づき、
生徒さんに伝えると、
みんなで腹筋が痛くなるほど笑いました。

「それ、首が折れちゃったから小さな花瓶に入れていたんです。」

その状況に気づいた生徒さんも
「変だと思ったけど、ここにあったから~」と大爆笑。

みなさんの笑顔に包まれたひとときでした。
というより、ゲラゲラと笑って
絶対に、今年1番の大笑いで
腹筋が痛かったです。

「きっとこれで福が来たわよ〜」
と、さらに喜ばれていました。笑

今でも笑っちゃいます。


7. 完成した作品とその個性

賑やかな時間の中で完成した
アレンジメントはどれも個性豊か。

赤いキャンドルが輝き、
花材が絶妙なバランスで配置されていました。

自由に作るスタイルにしたことで、
各作品にその人らしさが感じられる仕上がりとなりました。


8. 次回への期待とメッセージ

今回のレッスンで唯一心残りだったのは、
お一人が骨折のため参加できなかったことです。

来年、全員揃ってまた
楽しい時間を過ごせることを心から楽しみにしています。

生徒さんたちが「楽しかった!」
と笑顔で帰られる姿を見ると、

この仕事の喜びを改めて感じます。
クリスマスアレンジメントが
皆さんのご家庭に暖かな光を灯し、
素敵なホリデーシーズンを彩ることを願っています。

今年もありがとうございました!

また来年も、素敵なお花と共に
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。


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