1. お正月の花材の意味

    • 松(まつ)

    • 竹(たけ)

    • 梅(うめ)

    • 南天(なんてん)

    • 千両(せんりょう)

    • 菊(きく)

    • 椿(つばき)

  2. お正月のお花の起源

  3. お正月のドア飾りの意味と種類

    • しめ縄(しめ飾り)

    • 門松

    • しめ飾りと縁起物

    • 扇や水引

    • 稲穂や藁

  4. 飾り始めの時期と注意点

    • 最適な飾り付けの日

    • 避けるべき日

  5. お正月飾りの期間と供養

  6. 12月26日にお正月飾りを飾るメリット

  7. お正月のレッスンのご案内

    • 日程と概要

    • 桐の箱とお飾りによる贅沢なアレンジ

    • レッスンの魅力

  8. サービスレッスンについて

  9. キャンセルポリシーと注意事項

 

1. お正月の花材の意味

松(まつ): 松は常緑樹で、冬の寒さにも耐え抜く力強さから、不老長寿や繁栄の象徴とされています。新年を迎えるにあたり、松を用いることで永続的な幸福を願います。

竹(たけ): 竹は成長が早く、まっすぐに伸びる特性から、繁栄や成長、誠実さを象徴しています。風雪にも屈しない強さから、逆境に負けない精神を表します。

梅(うめ): 梅は寒い冬の中で最初に花を咲かせるため、「春の先駆け」として新しい始まりや希望を象徴します。困難を乗り越える力強さも表し、縁起が良いとされています。

南天(なんてん): 南天は「難を転じて福となす」という言葉に由来し、厄除けの意味があります。赤い実は見た目の華やかさとともに、強い生命力を表しています。

千両(せんりょう): 千両は「富と繁栄」を象徴する植物で、その名前からして金運を呼び込む縁起物とされています。赤い実が美しく、アレンジに彩りを加えます。

菊(きく): 菊は日本の国花で、皇室を象徴する花でもあり、長寿や高貴さを意味します。菊を飾ることで健康や繁栄を祈る意味があります。

椿(つばき): 椿は「気品」や「美しさ」を象徴し、日本の伝統的な花として親しまれています。新年に椿を飾ることで、新たな美しい季節の訪れを祝います。

2. お正月のお花の起源

お正月の花飾りの起源は、
日本の古来の信仰や儀式にさかのぼります。

日本では、自然崇拝や神道の考え方が根付いており、
植物には神聖な力が宿るとされてきました。

特に、正月は新しい年の始まりを祝い、
幸福を願う重要な節目とされています。

松や竹は古くから門松として用いられ、
家の玄関先に飾ることで神々を迎え入れ、
家を守ると信じられてきました。

この門松は、平安時代(794年~1185年)には
すでに飾られていたという記録があります。

神道の伝統では、松や竹のような常緑樹は神聖な存在であり、
新年にその生命力を家に招き入れることで、
繁栄や幸福を祈ったのです。

梅は中国から渡来した花で、
「歳寒三友」(松・竹・梅)の一つとして、
寒さに耐える力強さを持つことから尊ばれました。

この三友は、学問や徳を称える象徴としても
日本文化に取り入れられました。

お正月に飾る花は、
単なる美しさだけでなく、
その背後にある意味や起源が人々の新年への願いを表しています。

これらの花材を飾ることで、
新たな年が幸運と繁栄に満ちたものになるよう
願う風習が続いているのです。

3. お正月のドア飾りの意味と種類

しめ縄(しめ飾り): しめ縄は、神聖な空間を示すために用いられる飾りで、悪霊や厄を寄せ付けず、神聖な空間を守る役割を持っています。神道の考え方に基づき、神々を迎える準備として家の入口に飾られます。

由来: 古代の日本では、しめ縄は神を祀る場所を囲むために使われました。その伝統が時代を経てお正月のお飾りとして一般家庭でも使われるようになりました。神話の中では、天照大神が天岩戸に隠れた際、戻ってこられないように岩戸の外にしめ縄が張られたとされ、このことから神を呼び込む重要な象徴とされます。

門松: 門松は、家の入口に飾ることで歳神様(新年の神様)を家に迎えるための目印とされています。松は長寿や永続を、竹は成長と繁栄を象徴します。

由来: 平安時代から続く風習で、家々の門に松や竹を飾ることで歳神様を迎え、家内安全や繁栄を祈りました。門松はその家の「依り代」(神様が宿る場所)とされ、新年を迎える家々に幸運をもたらすと信じられています。

しめ飾りと縁起物: しめ縄に紙垂(しで)や縁起物をつけたもので、神聖な場所を示し、邪気を払う意味があります。紙垂は、神聖さを象徴する神道のアイテムで、悪い気を遠ざける効果があるとされています。

縁起物: しめ飾りには、鯛(「めでたい」との語呂合わせ)、橙(「代々」家が繁栄することを願う)、稲穂(豊穣と豊かな生活を象徴)などが一緒に飾られています。これらの装飾品は、それぞれに異なる縁起の良い意味を持ち、新年の幸福を願っています。

扇や水引: 扇は末広がりの形状から「繁栄」や「幸運」を象徴し、新しい年が広がるようにという願いが込められています。水引は、結び目が固く解けにくいことから「絆」や「縁」を象徴し、新しい年に良い縁が訪れることを祈ります。

由来: 水引は、古くから贈り物の装飾に使われてきたもので、結ばれた形が魔除けとされてきました。

稲穂や藁: 稲穂は豊穣や収穫を象徴し、家の繁栄を願う意味があります。藁はしめ縄やしめ飾りの主要な材料として使われ、神聖さと自然との結びつきを象徴しています。

由来: 日本は農耕文化が深く根付いており、稲作が中心であったため、稲穂は神々からの恵みの象徴として大切にされています。

4. 飾り始めの時期と注意点

最適な日: お正月飾りを飾るのにふさわしい日は、
一般的には12月28日とされています。

これは、縁起を担ぐ意味でも特に良い日とされ、
「末広がり」の「八」が含まれる日であるためです。

避けるべき日:

  • 12月29日: 「二重苦」を連想させる「九」が含まれているため、縁起が悪いとされています。

  • 12月31日: 「一夜飾り」と呼ばれ、歳神様を迎える準備としては失礼にあたるとされています。

5. お正月飾りの期間と供養

お正月飾りは、一般的に**1月7日(松の内)**まで飾られますただし、地域によっては1月15日(小正月)まで飾ることもあります。

松の内が終わった後に飾りを取り外し、
どんど焼きなどの伝統行事で焼いて供養するのが一般的です。

6. 12月26日にお正月飾りを飾るメリット

クリスマス開けの12月26日にお正月飾りを飾っても問題ありません。

実際には、12月26日から28日の間は、
縁起を気にせずに飾り付けを始めることができます。

28日が縁起が良いとされている日ですが、
26日でも十分早めの準備として適しています。

12月26日に飾るメリット:

  • 早めに準備を始めることで、年末の忙しい時期に余裕を持ってお正月を迎えられます。

  • 家を清め、歳神様を迎える準備が早く整います。

7. お正月のレッスンのご案内

日程: 12月25日、27日、28日

今年も特別なレッスンとして
「桐の箱とお飾りで迎えるお正月」を開催いたします。

松や松ぼっくり、桐の香りと手触りで

一気にお正月気分が盛り上がります。
ぎゅっと宝石を詰めたような新年にふさわしいアレンジです。

贅沢に使用したランが華やかさを添えて、
和と洋の融合をお楽しみいただけます

どんなご自宅にも似合うデザインで、
お正月の特別な装飾としておすすめです。

忙しかった1年のご褒美に: このレッスンは、
1年を通して頑張ってきた
ご自身への贈り物としてもぴったりです。

桐の箱はお好きな組み合わせでお使いいただけ、
その香りが一気にお正月の気分を高めてくれます。

特別なポイント:

  • 優雅で豪華な時間を過ごせる特別なレッスン。

  • 世界に一つだけのオリジナルアレンジを作り上げ、
    素晴らしい新年を迎える準備をしましょう。

8. サービスレッスンについて

レッスンの参加者には、
しめ飾りもお作りいただくサービスレッスンを提供いたします。

こちらも和モダンなデザインで、
特にドア飾りとして人気です。

手作りのしめ飾りは
新年に幸運を呼び込むお守りとして、
大変おすすめです。

9. キャンセルポリシーと注意事項

人気レッスンのため、
キャンセルは12月22日(金)までにお願いいたします

それ以降のキャンセルは、材料とテキストを
お送りいたしますので、
安心してレッスンをお楽しみください。


特別な時間を共有し、
皆さまが心豊かな新年を迎えられるよう
お手伝いできることを心から願っております。

お申し込みはこちら↓

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