目次

  1. レッスンスタートと冒険の始まり

  2. マグノリアの仕入れトラブル

  3. 国産と輸入のマグノリア比較

  4. 実際のレッスンの流れ

  5. リースのデザインと作業の工夫

  6. 迫力あるリースの仕上げ

  7. 生徒さんの感想とエピソード

  8. アレルギーに注意

  9. まとめ:レッスンを通して得た学びと喜び


1. レッスンスタートと冒険の始まり

マグノリアのクリスマスリースレッスンが始まりました。トップバッターは、フライングで10月の終わりにレッスンを受けられた生徒さんです。

実は、昨年のオルエローズでの
リース作りをSNSなどでご覧いただいていた
方です。

お近くにマグノリアの林があるそうですが
見に行ったら、葉っぱが落ちていない
とのことでした。

今年はオルエローズでチャレンジです!

その様子をご紹介します。

2. マグノリアの仕入れトラブル

まずは、リース作りに必要なマグノリアの葉の仕入れです。

市場に70枚ほど取れる枝を注文しましたが、
仕入れの2日前に市場から

「すみません。マグノリアが入ってきません。
これ、欠品してしまいました!」

との連絡が。市場の担当者も焦っていて、

「11月になったら入ります」とのこと。

しかし、レッスンは10月29日。

これでは間に合いません。

ちょうど3日前に実家の隣の造園農園で
大きなマグノリアの木を見かけていたので、
「絶対に無いことはないはず」と確信しました。

いざとなったら造園会社のおじさんに頼んで
その木を切ってもらうことまで考えました。

すると市場の担当者が

「大山木ならあるんですけどね!」
と話し始めました。

私は「え?それでいいのよ。国産ということ?
ちょっと色が薄くて小さいんですよね」

と尋ねると、

「いえ、小さくないです。葉っぱが丸いのです」との返事。

よく分からないままでしたが、それを仕入れることにしました。

3. 国産と輸入のマグノリア比較

当日、市場に行くと、大山木は思っていたよりも小さな葉が多く、
特に丸くも感じませんでした。

必要な量が足りなさそうだったので、
倍の量を仕入れました。

この時点で再び「国産と輸入のマグノリアの違い」が気になり、
調べることに。

市場の担当者が輸入品を「マグノリア」と呼び、
国産を「大山木」と呼んでいるかもしれないとも思いました。

ネットで
「大山木(泰山木)とマグノリアの違い」
を検索すると、大山木はマグノリア属の植物だと分かりましたが、
それ以外の種もあるようです。

この疑問は残ったままでした。

以前書いたブログを引用すると、次のような特徴がありました。

国産マグノリアの特徴
国産マグノリアは日本で特に温暖な地域で栽培されています。鮮度が高く、葉が新鮮で光沢があり、触ると柔らかいのが特徴。輸送時間が短いため、新鮮な状態でリースやアレンジメントに使用できます。葉の形や大きさが安定しているため、品質も良く、特にしなやかで優美な作品を作るのに向いています。リースやガーランドに適しており、葉を柔らかくするには1日置くと使いやすいです。

輸入マグノリアの特徴
輸入マグノリアはアメリカやオーストラリアから来ることが多く、国産よりも葉が厚く耐久性が高いです。リースにした際の重厚感があり、特に大きなリースにはおすすめです。しかし、輸送に時間がかかるため乾燥しやすく、葉が割れやすくなることもありますが、その存在感は一度使うと忘れられません。

私の印象
輸入マグノリアは大きく、裏の茶色が濃いです。

4. 実際のレッスンの流れ

レッスン当日、生徒の皆さんは枝からマグノリアの葉を
手でポキポキともいでいきました。

これだけでもすでに修行のよう。
葉を大きさごとに分けて、どのようなデザインにするか考えます。

5. リースのデザインと作業の工夫

リースのデザインは多様です。

葉を表だけ使うのか、
裏表を交互にするのか、
半分色を変えるのか、
ブルーアイスを細かく切って間に入れるか、
枝そのまま入れるかなど、
様々なデザインを試行しました。

ギャザーを寄せて3枚ずつの葉をまとめ、
ロングワイヤーで固定します。

葉が硬いとギャザー寄せも大変で、
ワイヤー巻きにも力が必要です。

時々鏡で全体をチェックし、
歪みや修正が必要な箇所を巻き直しました。

6. 迫力あるリースの仕上げ

最後にブルーアイスの長い枝のままを加え、
リースは完成しました。

生徒さんのご自宅がハワイアン装飾で彩られているため、
少し渋めのオルエローズのリボンは似合わないと判断し、

ハワイアンに合うラフィアのリボンで飾り付けました。
出来上がったリースは素敵な仕上がりとなりました。

7. 生徒さんの感想とエピソード

レッスン後、生徒さんからは
「マグノリアの葉が大きく硬くて
土台のリースに巻きつけるのが大変でしたけど、
なんとか完成して嬉しい!」

というコメントがありました。
達成感があり、とても喜んでいただけて良かったです。

8. アレルギーに注意

風水ではマグノリアは金運を高める縁起の良い植物とされています。
ハワイアンな家の玄関に飾ることで
さらに運気が上がりそうです。

ただし、後日、生徒さんから
「ブルーアイスって、スギ属だったかな…スギアレルギーがあったのを忘れていて、メチャクチャ痒くなっちゃったよ😭」
という報告が。

花粉が飛ばなくてもアレルギー反応が出ることがあるため、
アレルギーのある方は事前にご連絡をお願いします。
お庭のコニファーは大丈夫だったということで、不思議ですね。

9. まとめ:レッスンを通して得た学びと喜び

今回のクリスマスリースレッスンは、
最初の仕入れから小さな冒険が詰まっていましたが、
そのおかげで忘れられない体験となりました!

国産と輸入のマグノリアの違いに戸惑いながらも、
結果として思い通りの素材が手に入り、

生徒さんはワクワクしながら葉っぱを
ポキポキと摘むところからスタート。

ギャザーを寄せる手仕事に奮闘し、
ワイヤーでの作業はまさに手と心の鍛錬。

時折鏡を使ってリース全体をチェックし、
手直しを重ねる姿には熱意が溢れていました。

最後には、ブルーアイスの枝がリースに加わり、
ハワイアンな雰囲気にぴったりの
ラフィアのリボンで仕上げられた作品が誕生!「

大変だったけど完成して嬉しい!」
との感想には、乗り越えた充実感が感じられます。

ただ、花材のアレルギーには注意が必要と
再確認した出来事もありましたね。

何よりも、笑顔と新しい発見がいっぱい詰まったこのレッスン、
生徒さんの玄関を彩る
素敵な思い出となったことがとても嬉しいです!


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