==============

1、この夏の酷暑とレッスン
2、フレンチスタイルのフローリストから学ぶ
3、実際のレッスンとアレンジメント作成
4、まとめと感想

==============


1. この夏の酷暑とレッスン

私たちは、この夏の酷暑によく耐えましたよね。

お花にとっても非常に厳しいものでした。

お供えのお花は絶やさないけれど、
締め切ったマンションの部屋の
お花は見ていて可哀想なぐらい。

それでも、グリーンや枝ならどうにかしのぐことができました。

花市場も随分と空いていました。

皆様、体調など崩されていませんか?

それでも最近、
台風が連発していますが、
そのおかげで少し、朝晩が楽になりましたね。

そんな酷暑でも、
超多忙のガテン系。

私のコンサルの貴子先生は休むことなく、
あの細い腕で随分と大きくなる荷物を
「重い」と発することもなく毎回、
レッスンに通ってくださいます。

それにしても1ヶ月は早い!

絵画や画家からインスピレーションを
沸かせてデザインする6回コースを終えられて、

次は世界のデザイナーの特徴を研究して
デザインを学ぶ洋書のコース。

昨日は2回目でした。

二人でゲラゲラと笑いながら、
とても楽しい時間が毎回楽しみです。

2. フレンチスタイルのフローリストから学ぶ

今回はフランスのフローリスト、
ローラン・ボーニッシュさんの書籍

『ローラン・ボーニッシュのフレンチスタイルの花贈り』

を使って、
彼のフローラルデザインの
哲学や技法を学びます。

そして、その学びを元に、
実際のアレンジメントを作成することになります。

Amazon

書籍より引用:

「多くの日本人から高い評価を受けているローランさん。

フランス、パリで100年近い歴史を持つ花店の4代目として生まれる。
16歳よりフローリストの道を歩み始め、
20歳で仏フローリスト国家資格BPを取得。

パリ老舗花店で修業を積み、
1998年、EFP派遣講師として来日。

独自の色彩感覚、感性、創造力により生み出される
フレンチスタイルのデザイン・花装飾で注目され、
デモンストレーション、イベント企画、
オリジナルの花器や商品プロデュース、
テレビ、雑誌などで活躍する。

2014年、フラワースクールとデザインアトリエ

『Laurent.B Bouquetier』を設立。」

「デザインや生ける形が全てではありません。
形にこだわりすぎると、
かえって不自然さを感じます。

同じ造形のものがないのが植物です。
形が乱れていても、
それもデコレーションです。

そんなシンプルな事が、
心を豊かにする生活へとつながります。

田園調布のアトリエは自分でペイントした壁、
自分で探しリメイクした古い家具や花器と共に、
自然光の中で輝きを放つ花の雰囲気が好きです。

花が落ち着き調和して飾ることができるのは、
年月を経て醸し出された空間や花器、
それを作り、選ぶのも花を生ける楽しみの一つです。」

3. 実際のレッスンとアレンジメント作成
随分、前のことですが
フラワーショーで私の生徒さんと一緒に
彼のデモンストレーションを見ました。

久しぶりのフランス語にとても心地よさを覚え、
次々に作られる大作に魅了されたのを覚えています。

そんなことはすっかり忘れていた頃に、
私の自転車通勤道で夕方、

お花を運んでいる外国の方がいらして、
どうして、こんなさびれたところ。

しかもお店にも見えない建物に運んでいるんだろ?
など思っていました。

後から思えば、あれがローランさんでした。
なんだか親近感。

HPを見てみると、
レッスンを開催していることがわかりましたが、
ずっと予約を取れない状態。
すごいですね!

彼の作品を見ているとそれも納得。
色彩からスタイルから
日本にいながらフレンチスタイルを
感じられるってとても幸せです。

しばし、貴子先生と本に見惚れていました。
前回はジョルジュ・フランソワさんの
ブーケ・ロンを学びました。

今回はローラン・ボーニッシュさんの
パニエ・ロン、ラウンドスタイルのバスケットアレンジです。

使用した材料:

パニエ(バスケット)
ひまわり ‘サフィルグリーン’ 3本
レモンリーフ 6本
ポリシャス 3本
バラ ‘ナイチンゲール’ 9本
バラ ‘ブラッドピンク’ 6本
バラ ‘ラプソディ’ 8本
イングリッシュミント 9本
ゼラニウム 3本
セロファン

ちなみに、ひまわりは
特別なひまわりで
大分高価です。

バスケットは直径20cm高さ10cm
とありましたが、収まらなさそうなので、
直径25cmのものにしました。

花材は、少しずつ違って
クリスマスローズ→ひまわり
ピットスポルム→ポリシャス
チョコレートワッフルゼラニウム→ローズゼラニウム
それから、バラの品種は違います。

日本にいらっしゃるローラン・ボーニッシュさん
恐らく、同じ市場で
仕入れていることでしょう。
似たような花材が揃うのは
嬉しいところです。

作成手順:

1、アウトラインのグリーンは
バスケットから3cmほど
外側に出るように垂直にさす。
(バスケットが違うのでお手本とは変えています)

2、一種類を三等分にして水押しだけ斜め上にさす。
他の種類のグリーンも同じように間に入れる。

3、オアシスをグリーンでドーム状に整える。

4、花も種類ごとに3箇所にグルーピングしながら刺していく。
グリーンからちょこんと顔が見えるように花を繰り返し入れていく。

5、飾り付け用のグリーンを入れる。

6、全体にチェックして完成。

ーーーーーーー
今まで、ブログで
貴子先生のアレンジメントを
ご覧いただいていましたが、

のびのびと自由な発想で作られています。

このように、規則に従ってというのは
またちょっと違った新鮮なもの。

でも、慣れていないので初めは、
「わかりにくい〜、わかりにくい〜」と、連発。
「丸くならない〜」

いえいえ、大丈夫。
できていますよ!
すごく綺麗!

この写真を貴子先生にお見せすると

「わお!ほんとだ。綺麗!」
「不思議ー」と感動していました。

私も思いますが、この手法でアレンジメントを作ると、
誰でもエレガントに
美しくナチュラルに作成できるのです。

さすが、大人気教室のローラン・ボーニッシュさん。
何度も言いますが、カラーがまたうっとりする美しさです。

全体にグリーンでドーム型ができたので
いよいよお花を入れていきます。

「グルーピング、グルーピング」と、
呟きながら入れていきます。

まだまだ、暑い日が続きますがやはり、
バラいっぱいというのはとても優雅な気持ちになります。

4. まとめと感想
完成!
今までになく、可愛い。

しかもエレガント。
バスケットというナチュラルな器なのに
目指すシャビーエレガントになるって素敵!

かわいくって、ついつい持っていたくなります。
香りも最高!

ローラン・ボーニッシュさんの
フレンチスタイルの魅力を存分に感じながら、

貴子先生とのレッスンは心弾むのでした。

彼の作品を通じて学んだことは、
ただ形を追求するのではなく、
自然な美しさを取り入れることの大切さです。

グリーンの使い方一つで、
全体の雰囲気が柔らかくなり、
花の魅力が引き立ちます。
フラワーアレンジメントには、
技術だけでなく、
心を込めて花と向き合う姿勢が
必要なのだと改めて感じました。

今回のアレンジメントでは、
バラやひまわり、
グリーンの葉が織り成す絶妙なバランスが、
目にも心にも癒しを与えてくれます。

特に、ローランさんの本の指導のもとで作った
「パニエ・ロン」は、
フランスの洗練された
美学と日本の繊細な感性が融合した作品となりました。

これにより、フラワーアレンジメントは
単なる装飾ではなく、
空間を彩り、人々の心を豊かにする
力があることを再確認しました。

また、フレンチスタイルを日本で再現することで、
異なる文化や美意識が交わり、
新たな美が生まれるということにも気づかされました。

日常の中で小さな贅沢を楽しむこと、
花を通じて自分の感性を磨き続けることが、
生活の質を向上させる鍵となるでしょう。

この経験を通じて、
私はフラワーアレンジメントの
新たな視点を学びました。

今後も、花を通じて多くの人々と感動を共有し、
心豊かな生活を提供していきたいと思います。

次回のレッスンも楽しみで仕方ありません。
この美しい旅が、
さらに多くの学びと喜びを
もたらしてくれることが楽しみです。

#フラワーアレンジメント
#花のある暮らし
#フレンチスタイル
#おしゃれな生活
#エレガントインテリア
#花好きな人と繋がりたい

====================================

 

 

 

꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°

レッスン開催日は1日6名限定となります。

OR ET ROSE 自由が丘アトリエ

世田谷区奥沢3-32-8-2F
info@oretrose.com

奥沢駅1分 自由が丘駅8分 自由通り沿い2F
꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°: