目次

  1. 家族の歴史

  2. コロナ禍と家業の変化

  3. 弟とのやり取り

  4. 新しい挑戦:集音器の紹介

  5. 補聴器と集音器の違い

  6. クラウドファンディングとその成功

  7. まとめ


1. 家族の歴史

私は4人兄弟の長女です。
下には2歳ずつ離れた弟が3人います。

両親は現在81歳です。
父は農業高校を卒業後、
ブラジルで農園を開く夢があったそうですが、

電気関係の会社に勤めました。

その後、私が生まれる頃に独立して、
小さな工場を起業しました。

主にヘッドフォンを作る工場でしたが、
やがて海外での仕事を始め、
日本の会社を少し大きな場所へ移転させました。

東南アジアとの取引を経て、
香港に会社を作り、
中国に工場を設立しました。

日本人は父一人だけで、中国でのビジネスを進めました。

その後、
長男と次男が父の会社に就職し、

父は10年ほど前に引退しました。

私は具体的な仕事内容をあまり知りませんが、
父が築き上げた会社が家族にとって
大きな意味を持っていることは確かです。

ちなみに、農業高校での生活も今の実家に
大きな出来事があります。

その頃、父と同級生だった人が
大きな造園会社の息子で、

そのお父様から広大な農園の中の
土地を譲ってもらい、

ポツンと一件、実家を建てたのです。

そのおかげで実家が建ってから何十年もの間、
東京の立川市にいながら
まるで軽井沢にいるかのような
自然の中の生活をしています。

2. コロナ禍と家業の変化

コロナが始まりかけた頃、
ダイヤモンド・プリンセス号の騒ぎが世間を騒がせていました。

そんな中、長男は滑り込みで中国に入国し、
その後4年間一度も日本へ帰国しませんでした。

その間、日本では外出自粛や休業要請が発令され、
私も店舗を閉めざるを得ませんでした。

しかし、Coco&K.という
フィリピンのNGO団体が作る雑貨を
ヤフーショッピングで販売していたので、

毎日出勤していました。
当時はマスクが品薄で、
テレビでは数日同じマスクを使う光景が映し出され、
驚いたほどです。

ところが、私は中国にいる弟から
大量のマスクが送られてきていました。

弟とのメッセージのやり取りの中で、
「マスクを売る?」と聞かれました。

みんなが困っている状況を見て、
私は弟からのマスクを販売することを決め、
発送を待つことにしました。

しかし、途中で中国政府に止められてしまい、
中断せざるを得ませんでした。
これはよくあることだそうです。

しばらくして、
2番目の弟が中国の
弟の会社からフェイスシールドを仕入れたので、

「売る?」と聞いてきました。

もちろん、販売を決意しました。
初めにご近所のクリニックなどに寄付してから、

ヤフーショッピングで販売を開始しました。
これには驚きました。
こんなにも必要とされる人がいるのかと、
100枚単位で売れていき、
何千枚も販売しました。
発送に疲れてしまい、
途中でネットショップを閉鎖するほどでした。

フェイスシールドも進化して、
メガネ型がこれまた大人気。
木村拓哉さんがこれをしていたという写真があり、
それだけで買ってしまう人もいました。

これも、大量に私のお店に送られましたが、
初めのフェイスシールドとは違って重たいのです。
なかなか大変な作業でした。
数ヶ月間、こんなことが続いて、
そのうちにビックカメラで売り出したり、
最後の方は百円ショップで見かけることに。

そうなると、私のお役目も終わり。
在庫が100枚ぐらいあったかしら?

それは、メルカリに出すと

「まだまだ、私には必要なものです。ありがとうございます。」
とのメッセージと共に売れていきました。

このように、ヘッドフォンやスピーカーを作っていると
思っていた弟の会社が何をしているのか、
いまだによくわかりません。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/oretrose-coco-k/ou1.html

3. 弟とのやり取り

最近になって、
2番目の弟から
レインガーターハンガー
というアウトドアで使う商品を
ネットショップで売ってほしいと言われました。

一応販売リストに加えましたが、
私は全く興味がなく、
宣伝もしていないので売れていません。

車の屋根にはレインガーターという
ものがついているそうで、
そこに、簡単に引っ掛けるだけで
ハンガーが掛けられるらしい。

ところが、必要な人には大人気らしく、
知り合いにプレゼントしたら

まじ最強!」と言われました。

弟の方では完売するほどの売れ行きだそうで、
「へえー」という感じです。

https://greenfunding.jp/lab/projects/8205

そして、最近弟からまたメッセージが届きました。

「こんなのやってみた。姉ちゃんの親にどう?」
と提案されました。

ちなみに「姉ちゃんの親」って言うけど、
あなたの親でもあるのよね。

「友達にも教えてね」と続けて言われました。

4. 新しい挑戦:集音器の紹介

「じゃあ、サンプルを送って!」
と頼むと、

すぐに私の手元に集音器が届きました。

見た目は、AirPodsをもう少し安っぽくした感じです。

装着してみると、

「えー、確かに収音している」と感じました。

時計の秒針の音が耳から離れないくらいです(笑)。

この集音器は、
日本メーカー発のワイヤレスイヤホン型の集音器で、
スマホやパソコンと同期できるそうです。

私の父は病気をしてからほとんど動かず、
一日中大音量でテレビを見ています。

私は静かに過ごすのが好きなので、
実家に行くとその大音量がとても気になります。

少しずつテレビの音量を下げると、

父はすぐに気づいて怒ります。

ほぼ座っているのに声が大きいのはどうしてかしら?

父は新しいものが好きで、
全くスマホを使えないのに新しいiPhoneが欲しいと言い、
私が契約までしたほどです。

きっと、このAirPods型の集音器なら気に入ることでしょう。

https://greenfunding.jp/lab/projects/8205

つい先日、
友人にこの集音器の話をすると、
ぜひ試してみたいというのです。

彼女のお母様がそろそろ
補聴器が必要だということで、
集音器と補聴器の違いがわからなかったのですが、

補聴器は調整が難しそうで、
途中で挫折してしまうのでは?
と心配していました。

早く見せてあげましょう。

5. 補聴器と集音器の違い

補聴器と集音器は一見似ているようですが、役割や機能が異なります。補聴器は、聴力が低下している人々のために開発された医療機器であり、特定の周波数帯域を増幅して聞こえやすくします。補聴器には、使用者の聴力に合わせた微調整が必要で、そのために専門的なサポートが不可欠です。さらに、補聴器には音量の自動調整機能やフィードバック抑制機能があり、さまざまな状況に適応できるよう設計されています。一方、集音器は、一般的に周囲の音を増幅するために使用されるシンプルなデバイスです。補聴器のような個別調整はなく、すべての音を均等に増幅します。そのため、特定の音が強調されるわけではありませんが、環境音や人の声を大きくするために役立ちます。集音器は補聴器ほど精密ではありませんが、手軽に使用できる点で多くの人に支持されています。軽度の難聴や特定の場面で音をクリアにしたい場合、集音器は便利な選択肢となります。

6. クラウドファンディングとその成功

これまで弟から送られてきたURLを
クリックしたことがありませんでしたが、

今回は困っている人がいることを知り、
初めてクリックしてみました。

https://greenfunding.jp/lab/projects/8205

なんと、クラウドファンディングが行われており、
目標10万円のところ、

現在1,255,600円もの資金が集まっていました。
0が一つ、多いではありませんか

私も驚きましたが、
皆さんはどうやってこのページに
辿り着くのでしょう?

残り時間は12日で、
発送は9月中旬からとのことです。
クラウドファンディング期間中は、
お得に手に入ります。

https://greenfunding.jp/lab/projects/8205

7. まとめ

この集音器が必要な方々に届くことを願っています。
私の家族の話を通して、
この便利なデバイスを皆さんに
知っていただけたら幸いです。

クラウドファンディングの
残り時間も限られていますので、
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

あ、3番目の弟が登場しませんでした!
3番目の弟は映像?イベント関係の仕事だそうです。

これもよくわからない。

2番目と3番目の弟はサーファーです。笑。

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