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１、注文書の確認
２、市場担当者との相談
３、お花の選定
４、お花の仕入れ
５、花器の選定
６、レインボウラップ
７、お花の特徴
８、最後に
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１、注文書の確認
「やはり、イメージカラーは黄色・白と言った感じでしょうか」
と、書き添えられた注文書。
まず、黄色いお花のイメージを考えます。
でも、やはり、真夏のお花は長持ちするものを選びたいです。
と、なるとあまり思いつきません。
オンシジューム、オンシジュームの
あの尖ったイメージではないのですよね。
まるい可愛らしいもの。
でも、大人っぽく大人可愛いにしたい。
シンビジューム？
シンビジュームってちょっとくすんだ感じ。
ピンポンマム？んー丸くて可愛いかも。
色をよく選べばいいかも。
できれば、グリーンはあまり使いたくない。
などなど、考える。。。。
２、市場担当者との相談
市場の担当者に相談することにしました。
鳩サブレーの画像を送りながら。
すると、明日もう一度電話しますとのこと。
相談した翌日にかかってきた電話。
PCで入荷状況を見ながらの相談。
ふわふわした優しい感じの
声が小さな可愛いお花が大好きな男性です。
お子さんは、もう高校生ぐらいになったかしら？
ちびっ子だった頃に、
お父さんについてオルエローズに来てくれたんです。
３、お花の選定
担当者との会話:
K「ちょっと高いけれど、オンシジュームどうですか？」
T「丸いイメージだからオンシジュームじゃないんですよね。」
K「持ちが良いとなるとなかなか決まってきちゃいますよね。」
T「そうよねー。」
K「あのひよこのイメージだと、のペーっとした黄色がいいですよね。」
T「鳩だけどね。」
K「ワハハは！ひよこの方が好きだったからひよこになってた！笑」
K「白はサイレントマムがいいかなと思うんですけど」
T「なにそれ？あー洋菊ね。いいかも」
T「シンビジュームはくすんでますよね！」
K「すごく高いですよ！」
こんな感じにだらだらとお話し。
相談してみたけれど、
結局、前日に私が考えていたことの確認という感じ。
一旦電話を切りましたが、すぐにまた電話が来ました。
シンビジュームの選定
K「シンビジュームのニッキ見つけました。
のペーっとした黄色で赤芯。
これ、ピッタリじゃないですか？」
T「値段は？」
K「・・千・・百円で8本」
T「なにそれ？なんでそんなに高いの？(通常時の３倍です)」
K「台湾の豪雨があったじゃないですか。それでみんな高いんです」
そういえば、テレビでチラッと見た気がする。調べてみると7月のこと。
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台風3号（アジア名・ケーミー）が25日深夜から未明に台湾を横断し、中南部など47の観測所で総雨量1000ミリメートル以上となる記録的な豪雨に見舞われた。高雄市旗山区で土砂崩れが発生し、民家に土砂が流れ込み、高齢の夫が死亡、妻が負傷するなど、中央災害応変中心（災害対応センター）の統計の26日午後2時の発表によると、死者7人、行方不明1人、負傷者785人に上った。浸水や道路冠水の報告は計3060件で、うち162件はまだ水が引いていない。高雄市、台南市など中南部や離島の9県市が26日も公共機関・学校を休みとする「停班停課」措置を取った。頼清徳・総統は26日、被害状況を視察し、浸水50センチメートル以上で補助金2万台湾元（約9万4000円）、50センチ以下で1万元を支給すると表明した。26日付自由時報などが報じた。
高雄市は、市中心部も道路という道路が冠水し、まるで「川の道」となった。豪雨で、排水設備や貯留施設が満杯となったためだ。高雄市前金区博孝里の方文杰・里長（最小行政単位の長）は、24日夜の降雨はまるで滝のようで、高雄市中心部を流れる河川、愛河の水があふれて50センチ以上浸水し、1階のオフィスは水浸しとなったと語った。前金区の冠水は珍しく、過去30年で最も深刻だと話した。
高級住宅が立ち並ぶ高雄市鼓山区の高雄市立美術館周辺も道路が冠水した。台南市では、25日午後6時までに浸水や冠水報告が193件あり、459人が避難した。台南市新営区、塩水区の道路が冠水した。台南市左鎮区では、平和橋が閉鎖され、まるで「陸の孤島」となった。嘉義県では25日未明、台南市との境を流れる河川、八掌渓の水が氾濫し、一時2メートル以上浸水した。南投県では、土石流などで道路が寸断し、信義郷の2カ所が陸の孤島となり、合計1700人以上が取り残された。交通部中央気象署（CWA）は25日、南部の雨は長引くとして、高雄市や屏東県の山間部の総雨量予測を1800ミリから2200ミリに引き上げた。台湾電力（台電、TPC）によると、停電は26日午後1時時点で延べ84万7226戸で、うち3万5326戸がまだ復旧していない。
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こんなに酷いことになっていたのですね。
お気の毒です。
でも、復旧にはだいぶ時間がかかるはずだから、
受け入れるしかない。
T「わかった！買います。」
K「いいんですか？大丈夫ですか？」
T「はい！注文入れちゃって！！！」
という具合に、まるで株の操作でもしているみたい。笑
４、お花の仕入れ
レッスンの仕入れは当日か、
前日に行いますが、
今回は安全を見て少し早めに仕入れ日を設定しました。
仕入れたお花:
-
シンビジューム (ニッキ)
ニュージーランド産。
とても大きく高価です。売るとしたら5〜6千円ですよ！
こんなの誰が買う？！。。私だ！笑。 -
ディスバット (アビーフレーム)
良い色が買えました。 -
リシアンサス (セレブリッチホワイト)
名前はすごいが、それほどでもない。値段は高いです。 -
ソリダスター (タラ)
安心価格の材料です。 -
シダグリーン (アンブレラファーン)
今回グリーンはこれだけにしました。
５、花器の選定
花器についても考えました。黄色の花器がいいと思いましたが、
その時々の流行りによって
品揃えのイメージが変わります。
最近はナチュラルやブリキなどのシャビーシックなものが多いです。
いくつか見て回った結果、
リード商事オリジナルの花器に決めました。
選定した花器:
-
シーグラススタンド45
シーグラスとは
東南アジアの海辺の砂地に生えている
日本のイグサに似た天然水草の一種です。素朴で親しみやすく、
香りもイグサに似ています。
手触りも柔らかく優しい感触です。
中にバケツを入れることができるので便利です。
６、レインボウラップ
最後にラッピング素材として、
レインボウラップの黄色を選びました。
きっと今回以外にこれを使う機会はほぼ
ないでしょう。
切れたりしないよう、ナイロンを選びました。
お花の準備には多くの手間と時間がかかります。
不具合が起きないように、慎重に準備を進めました。
７、お花の特徴
シンビジューム: ニュージーランド産のシンビジュームは、優雅で大きな花を咲かせます。その耐久性から、長期間楽しむことができます。色はペールイエローで、赤い芯が特徴的です。
ディスバット (アビーフレーム): 鮮やかな色合いが特徴のディスバットは、アレンジメントにアクセントを加えます。持ちが良く、長持ちするため、真夏でも安心して使用できます。
リシアンサス (セレブリッチホワイト): 菊の一種であるリシアンサスは、上品な白い花を咲かせます。名前の通り、豪華な印象を与えますが、価格もそれに見合った高価な花材です。
ソリダスター (タラ): ソリダスターは、黄色い小花を多数つける植物で、アレンジメントにボリューム感を出すのに最適です。リーズナブルな価格で、コストパフォーマンスが高いです。
シダグリーン (アンブレラファーン): 繊細な葉を持つシダグリーンは、アレンジメントに自然な風合いを加えます。今回はグリーンを控えめにしたため、このシダグリーンだけを使用しました。
８、最後に
もし、何か不具合があったら前日にまた市場へ走ります。
なにも不具合が起きずに無事に制作できますように！
これが私の鳩サブレーの豊島屋様へのお届けの準備編です。
今回は、鳩サブレーの豊島屋様へのお届けの準備として、
お花の選定から花器の選定まで丁寧に進めました。
台湾の豪雨の影響もあり、
シンビジュームの価格が高騰していましたが、
最適な花材を選び抜いて準備しました。
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レッスン開催日は1日６名限定となります。
OR ET ROSE 自由が丘アトリエ
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