昨日は、天の川をご覧にられましたか?
。。。私は、見上げるのを忘れました。
朝一で、食材などの買い物を済ませて
家事をして、お昼頃に
アトリエへ出勤しようと思ったのですが
自転車で1/3ほどのところへ行った所で
あまりの暑さに断念。
家へ引き返しました。(日曜は一応、定休日です)
ジムのプールでも行こうと思ったら、
キッズクラスの貸切で
これまた、断念。
もう大人しく自宅にいることにして、
PCなどいじって過ごしました。
お陰で、作ろうと思っていた
インスタの
oretrose_flower
のアカウントが出来ました。
見かけたらフォローしてくださいね!
ということで、暑すぎて夜も外に
出なかったから天の川のことはすっかり忘れたというわけです。💦
今年の夏は例年にも増して暑く、
酷暑と言っても過言ではありませんね。
こんな時期でも美しいフラワーアレンジメントを楽しみたいという
皆さんのために、今月のレッスンでは
酷暑でも頑張れる花材を使ったアレンジメントを行います。
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1、レッスン花材
2、市場での花材選び
3、水揚げの重要性と手順
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1、レッスン花材
今日は、その花材の内容をご紹介します。
明日の花材(花材は、仕入れによって変わります)
きいちごの枝 (Raspberry Canes)
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特徴:きいちごの枝は、緑の葉と可愛らしい葉が特徴的です。ベビーハンズというかわい名前もついています。
枝にしては、切りやすく適度に密集した葉のつき方が
使いやすいです。 -
使い方:高さや形にバリエーションを出すために使われます。自然な風合いを演出できます。カバー用にもライン用にも使えます。
ノーブルーリリー (Noble Lily, ノーブルアイカ)
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特徴:突然変異によって生まれた魅力的な花です。
ノーブルリリーの特徴としましては、花びらが100枚近くあり、外の花びらを取り除いていただければ非常に長い期間、花を楽しむことが出来ます。また、花びらが散らないことも特徴のひとつ。
開花して花粉で汚れることもありません。 -
使い方:アレンジメントの中心として使われることが多く、その華やかさで他の花材を引き立てます。
谷渡 (Taniwatari)
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特徴:長くて細い葉が特徴的で、繊細な雰囲気を持っています。水をよく吸うため、長持ちします。
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使い方:アレンジメントに動きや流れを加えるために使用されます。軽やかな印象を与えたい時に最適です。丸めてホチキスやテープで止めても使用できます。
モンステラ Mサイズ (Monstera, Medium Size)
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特徴:大きな切れ込みのある葉が特徴で、存在感があります。熱帯植物でありながら、乾燥にも比較的強いです。Sサイズ・Lサイズも
あります。 -
使い方:背景やベースに使われることが多く、アレンジメントにボリュームとダイナミズムそれから、南国感を加えます。
リュウカデンドロン グリーン (Leucadendron, Green)
ピンポンマム グリーン (Green Button Mum)
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特徴:小さな球状の花が特徴で、鮮やかな緑色をしています。丈夫で長持ちします。菊は、水が少ないかオアシスを使用した方が
長持ちです。ガーベラやカラーのように茎が溶けていくため。 -
使い方:アクセントとして使われ、他の花材とのコントラストを生み出します。
ドウダンツツジの枝 80cm (Enkianthus Branch, 80cm)
ブプレリューム (Bupleurum)
アルストロメリア グリーン (グリーンワンダー) (Alstroemeria, Green Wonder)
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特徴:小さくて華やかな花が特徴で、耐久性があり長持ちします。緑色の品種は特に珍しく、爽やかな印象を与えます。必ず2番花が咲きます。
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使い方:アクセントとして、または他の花材を引き立てるために使用されます。
緑が、眩しいようで清々しくなりますね。
これらの花材は、酷暑でも比較的長持ちし、見た目も美しく保つことができます。それぞれの花材の特性を活かして、素敵なフラワーアレンジメントを作成してください。
2、市場での花材選び
今朝、早朝から市場に行ってきましたが、
予想以上にガラガラでした。
この暑さのせいで、多くの人が外出を避けているようです。
それはそうですよね。
私も昨日は引き返したぐらいです。
みなさん、不要普及のお買い物も
しないでしょうし。
花屋だけではなく、どこも空いていると思います。
こんな時は、巨ショッピングモールが
涼しくて、良いのではないでしょうか?
そのため、通常よりも市場が閑散としていました。
それにも関わらず、花材の価格が高くて驚きました。
供給が少ないためでしょうか、
それとも輸送コストが増えているのでしょうか。
どちらにしても、
このような状況でも良質な花材を選ぶことが重要です。
と言っても、これは
仲卸で実際に見て選ぶ時や
お花屋さんで選ぶ方法です。
(私は、既に市場に注文済みです。
信頼できる担当者にお任せするので
いつも良質な物を
提供していただき、助かります。)
花材選びのポイント
酷暑でも長持ちする花材を選ぶためには、
以下のポイントに注意することが大切です:
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新鮮さ: 葉や花びらがしおれていない、
新鮮な花材を選びましょう。
特に、枝ぶりのしっかりしたものを選びましょう。
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水分保持力: 水をよく吸う花材を選ぶことも重要です。
例えば、リリーやアルストロメリアなどは水持ちが良いです。
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耐久性: 酷暑に強い花材を選びましょう。
モンステラやリュウカデンドロンなどは暑さにも比較的強いです。
3、水揚げの重要性と手順
花材を長持ちさせるためには、水揚げが非常に重要です。特に酷暑の時期には、以下の手順を守ることで花の寿命を延ばすことができます。
水揚げのコツと手順
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茎のカット: 花材を水に浸ける前に、茎を斜めにカットします。これにより、水を吸いやすくなります。茎の切り口は鋭利なナイフを使用して、新鮮な切り口にします。
フローリストナイフを持っている方は
少ないと思いますのでハサミでも結構ですが
いつも綺麗にしておいてください。
花材のカスや、アクなどがついていると
鋭くきれません。
マイクロファイバーの雑巾などで、毎回拭くと
綺麗になります。 -
水に浸ける: 花材を冷たい水に浸けます。特に酷暑時には、水温が低い方が花材が長持ちします。
首が曲がるような花材は、新聞紙でくるんで首をまっすぐにしてから
水に入れます。
とは言っても、最近は新聞を持っていない方も多いですよね。
配送品についてくる、パッキンがわりの紙を保管しておくと
役に立ちます。(きちんと畳直せば、それほど邪魔になりません)冷暗所で休ませる: 水に浸けた花材を冷暗所に置き、2時間以上休ませます。これにより、花材が十分に水分を吸収し、しおれを防ぎます。
移転してから、私は花用冷蔵庫を持ちませんので
エアコンをつけっぱなしにします。 -
切り戻し: 花材をアレンジメントに使う前に、再度茎をカットします。これにより、吸水性がさらに高まります。