6月のBOUQUET OF LOVE(単発レッスン)のご紹介です。

母の日が来る頃から、ぐんぐんと
気温が上がって、
花屋の神経は花もちさせることにいっぱいになっていきます。

「静寂のブルーアレンジ」

6月は、父の日がある特別な月です。
いつも家族を守ってくれるお父さんに感謝の気持ちを込めて、
爽やかで落ち着いたアレンジメントを作りましょう。

今回のレッスンでは、グリーンと白を基調とした

「静寂のブルーアレンジ」をご紹介します。

ジメジメと、熱くなるこの時期に
ぴったりになります。

このアレンジメントにはキャンドルも取り入れ、
心地よいひとときを演出します。

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1、アレンジメントのコンセプトとデザインの説明

2、必要な材料と道具

3、レッスンの進行内容と作成方法

4、 キャンドルを取り入れる理由

6、レッスンの様子

7、撮影タイム

 

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1、アレンジメントのコンセプトとデザインの説明

「静寂のブルーアレンジ」のコンセプトは、
その名の通り静寂と安らぎをテーマにしています。

グリーンの色調をあえてブルーと表現することで、
心に落ち着きを与えるような効果を狙っています。
ブルーという色は、リラックス効果があり、
見る者に安心感を与えます。

キャンドルの効果

また、このアレンジメントにはキャンドルも取り入れられています。
キャンドルの温かな光が、
花々の美しさをさらに引き立て、
部屋全体に心地よい雰囲気をもたらします。
特に夕方や夜に灯すと、安らぎの時間が一層深まります。

このアレンジメントを通じて、
お父さんについて、想いをよせる
良い時間にもなると思います。

2、必要な材料と道具

アトリエでは、全て
ご用意してあるので、手ぶらで
いらしてください。
お持ち帰りの袋をご用意くださると
助かります。

材料(仕入れによって、毎回変わります)

・グリーンのトルコ桔梗:アンバーダブルモヒート
爽やかなグリーンの色合いが特徴で、落ち着きと品格を演出します。

・グリーンの紫陽花
グリーンモジート豊かなボリューム感があり、アレンジメント全体に柔らかさと優雅さを加えます。

・アイビー(斑なしのグリーンが私の好みです)
しなやかなラインが全体のバランスを整え、
自然な雰囲気を作り出します。

・ゲーラックス
深いグリーンの葉が、他の花材を引き立てつつ、安定感を提供します。

・カップ咲の白いバラ:ブルゴーニュ
白いバラは純粋さと清潔感を象徴します。
特にカップ咲きのバラは、
花びらが内側に優雅に巻き込み、
美しいカップ状の形を形成します。
この独特の咲き方が、アレンジメントにエレガントな美しさを加えます。

・白デンファレ(国産):リナホワイト/ジャックハワイ
エレガントで清楚な花姿が特徴です。
デンファレは耐久性があり、
アレンジメントに華やかさをプラスします。
特に、国産が高価で美しいです。

・アストランジアマイヨール
(色々な言い方があります..
発音の違いでしょう。)
星形の花が集まったような形状が特徴で、
ユニークで可愛い見た目と
柔らかな色合いがアレンジメントに個性を加えます。

・ドライツリー
作品にさらに動きを出します。

・リース型のバスケット
家族団欒をイメージして、
優しいリース型のバスケットにしました。

・キャンドル
Vance Kitiraキャンドル

ナチュラルな風合いとカラーが
美しいキャンドルで、
お花との相性がとても良くて高価です。

火を灯しても、ロウが外に流れることなく
内側から燃えていきます。

タグについては、
丈のかわを剥がして巻きつけているという
こだわり用。

よろしければ、↑上のリンクから
ご覧ください。

・モス
オアシス隠しよう

・セロファン

・焼きミョウバン
水揚げが悪い、紫陽花やアストランジアの
切り口に刷り込んで使います。

道具

・花用はさみ

・紙切りバサミ

・ワイヤー#26(モスの押さえにUピン)

・割り箸

・防水テープ

・ホチキス(ゲーラックスの細工用)

・吸水性フォーム(オアシス)

3、レッスンの進行内容と作成方法

A,イントロダクション
レッスンの目的とアレンジメントのコンセプトを説明します。
使用する花材や道具についての基本的な説明を行います。

B,ベースの準備
セロファンをバスケットの大きさに合わせて
正方形にカット。三角にどんどん小さく折りたたんで
尖っている部分をバスケットの中央の穴の多さに切り取ります。
避けるのを防止するために防水テープで、
縁取りを止めて、なおかつバスケットに
内側だけ貼り付けます。


C,オアシスセット

リース型のバスケットに
幅、幅12cm高さ4cmほどで、面取りしたオアシス4っつをカットし水を十分に含ませます。
バスケットにセットしたら余分な
部分の外側のセロファンをカットします。

D,花材の配置ゲーラックスをベースに配置し、
全体の形を整えます。
グリーンの紫陽花を配置し、ボリュームを出します。
トルコ桔梗と白いバラ・デンファレをバランスよく配置し、
高さと動きを加えます。アストランジヤをポイントとして配置し、
繊細さと軽やかさを加えます。
アイビーで飾り付け。

E,キャンドルの配置
キャンドルは、あらかじめ割り箸を3箇所に防水テープを使って
貼り付けます。
キャンドルを配置します。安全に使用できるよう、しっかりと固定します。キャンドルは目立たせたいので、
高さに注意。この手順は、はじめに配置しても構いません。

F仕上げと調整
全体のバランスを見ながら、必要に応じて花材を調整します。完成したアレンジメントを見ながら、細部を整えて仕上げます。

4、 キャンドルを取り入れる理由

「静寂のブルーアレンジ」にキャンドルを取り入れる理由は、
その温かな光が花々の美しさを一層引き立て、
リラックスした雰囲気を演出するためです。
キャンドルの柔らかな光は、視覚的な効果だけでなく、
心を落ち着かせる効果もあります。

キャンドルの選び方と安全な使用方法

  • 選び方:アレンジメントに合うサイズと色のキャンドルを選びましょう。今回は、アレンジメントの中心に配置する小さなキャンドルを使用します。ナチュラルな色合いがお花に似合います。
    ハロウィンやクリスマスなどでは
    強調するオレンジや赤を使用するのも良いと思います。
    今回は、上の材料説明のように
    Vance Kitiraのものを使用しました。
    ネットでも購入することができます。
    TIMキャンドルと検索してください。

  • 安全な使用方法:キャンドルを使用する際は、
    安全性を最優先に考えましょう。
    火を灯す前には、周囲に燃えやすいものがないことを確認し、
    キャンドルがしっかりと固定されていることを確かめてください。
    また、火を使用する際は、決して目を離さないようにしましょう。

キャンドルの温かな光がアレンジメント全体に柔らかさと深みを加え、
特別なひとときを演出します。

6、レッスンの様子

梅雨入りが、遅れて
暑い日々が続く6月。

スタジオに生徒さんが入られると
「わー、涼しげー。」

「好みだわー」

「このバラの美しいこと!」

と、お喜びの声!

レッスンが始まると、
シーンと静まり返るのはいつものこと。

バスケットとキャンドルが埋もれないように
作るのが基本です。

あとは、皆様思い思いに造られます。
可愛らしく細工をされる方、
豊に大きく造られる方。

どれが、誰のかわからなくなることはありません。

それぞれ特徴があるので
間違えません。

7、撮影タイム

とてもタイムリーに
私は、前日にフォトグラファーの今道しげみさんに、
スマホフォトを習ってきました。
このお話はまた、今度。

ですから、いつもよりももっと
詳しく皆様に
撮影方法をお教えすることができて、
みなさん、大感激してくださいました。

「今まで、全く編集なんて触ったことがなかった!」

「こんなことができるの!」

「スマホの機能の1%も使えていなかった!」

「ギャラクシーだから、私の画像が綺麗と
言われていたんですね!」

などなど、お花のみならず
沢山の学びを体験していただき、
この会も私を含めて
実り多い時間が過ごせました!

ありがとうございました!

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レッスン開催日は1日6名限定となります。

OR ET ROSE 自由が丘アトリエ

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