前回のブログでは
グリーンの重要性と
通年・春におすすめのグリーンをご紹介しました。

グリーンの魅力を知ると、
きっとこれから色々なグリーンに目が行くことでしょう。

私は、旅行に行くと持って帰りたいものだらけ。
特に、オーストラリアのグリーンが
珍しくて非常に魅力的でした。

ユーカリの林にオウムが沢山飛んでいる姿は
ジェラシックパークのよう。

そのユーカリには脂分が多いので
山火事の発生も多くて、
コアラが可哀想なことになるんですけれどね。

話がそれましたが
皆さんも、色々なグリーンを眺めて
想像を深めてください。

では、ご紹介の続きです。

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1、夏にお勧めのグリーン

2、秋にお勧めのグリーン

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1、夏にお勧めのグリーン

5月の第二週
母の日あたりから
ぐんぐんと、気温が上がって
梅雨に入ると少し落ち着きます。

花屋にとって、夏の暑さには
なかなか厳しいことです。

でも、夏は太陽が燦々と輝き、植物が一層生き生きとする季節です。
フラワーアレンジメントにおいて、
夏らしいフレッシュでエネルギッシュなグリーンを取り入れることで、
季節感あふれるデザインを楽しむことができます。
今回は、夏も安心して使えて涼しげな雰囲気のグリーンを
ご紹介します。

・レモンリーフ (Gaultheria shallon)

使い方のポイント

価格の安さボリューム、もちの良さが魅力。
時々、乾燥したようなのがあるので
選び方には注意が必要。
青々とツヤツヤしているものを選びましょう。

ボリュームを加える:厚みのある葉を使って、アレンジメントにボリューム感を加えることができます。ベース部分にたっぷりと使うことで、花々を引き立てる役割を果たします。

アクセントとして:レモンリーフの鮮やかな緑色は、他の花材と組み合わせることでアレンジメント全体にアクセントを加えることができます。

・モンステラ (Monstera deliciosa)

モンステラは、大きな切れ込みのある葉が特徴の
トロピカルなグリーンです。
一枚入れれば、途端に南国を思わせます。
サイズはS/M/Lとあるのでアレンジによって
使い分けましょう。
モンステラは耐陰性が高く、室内でも元気に育つため、インテリアグリーンとしても人気があります。

使い方のポイント

ダイナミック:モンステラの大きな葉を使って、
アレンジメントにダイナミックな動きを加えることができます。
特に、大きな空間を飾るアレンジメントに最適です。

トロピカルな雰囲気を演出:モンステラの葉を取り入れることで、
トロピカルでエキゾチックな雰囲気を簡単に演出できます。
夏のパーティーやイベントにもぴったりです。

・ドウダンツツジ (Enkianthus perulatus)

ドウダンツツジは、細長い葉と繊細な枝が特徴のグリーンです。
夏になると、明るい緑色の葉が美しく茂り、
アレンジメントに軽やかさと涼しげな印象を加えます。
ドウダンツツジは、そのシンプルで控えめな美しさが魅力です。
とても涼しげで、枝は大きくても
それほど重たくないので
この枝だけ、大きくリビングに飾るなどが
流行っています。

使い方のポイント

 

繊細なデザインに:ドウダンツツジの細長い葉と繊細な枝を使って、軽やかでエレガントなデザインのアレンジメントを作ることができます。

涼しげな印象を演出:夏の暑さを和らげるために、ドウダンツツジを使って涼しげな印象を加えることができます。

自然な風合いを活かす:ドウダンツツジの自然な枝ぶりを活かして、ナチュラルなスタイルのアレンジメントを作ることができます。特に、野外イベントやガーデンパーティーにぴったりです。

まとめ

夏に使うグリーンとして、「レモンリーフ」、「モンステラ」、そして「ドウダンツツジ」は、それぞれ独自の魅力と特徴を持っています。これらのグリーンを取り入れることで、夏らしいフレッシュでエネルギッシュなフラワーアレンジメントを楽しむことができます。
自然の美しさと香りを取り入れたデザインで、
夏の訪れを感じさせるアレンジメントを作ってみてください。

2、秋に使うグリーン

秋は紅葉や実りの季節で、
フラワーアレンジメントにも豊かな
自然の恵みを取り入れることができます。
今回は、秋に特におすすめのグリーンである「サンキライ」、「ラムズイヤー」、そして「ゲーラックス」についてご紹介します。

一つ、注意点。
色鮮やかなことで魅了されるもみじ。
一夜にして紅葉する姿は
なんとも美しいです。
あれを大胆に飾ったら
どんなにか素敵でしょう。
でも、水揚げは難しい。。
というか、無理です。
間違えて、スタンドなどに入れないよう
お気をつけください。

サンキライ (Smilax glabra)

サンキライは、
日本の秋の風景を代表する植物で、その赤い実とつる状の枝が特徴です。
夏あたりから出回りますが初めは
実がついていなく、そのうちにグリーンの実がついたものが
売っています。
秋になると、サンキライの枝に鮮やかな赤い実がつき、
アレンジメントに季節感を加えます。
つるの動きと実の色彩がデザインに動きと鮮やかさをもたらします。

使い方のポイント

 

季節感を演出:サンキライの赤い実を取り入れることで、アレンジメントに秋の季節感を強く演出できます。
特に、秋のイベントや感謝祭などにぴったりです。

動きを加える:つる状の枝を使って、
アレンジメントに自然な動きを加えることができます。
垂れ下がるように配置すると、より動きのある作品になります。

・ラムズイヤー (Stachys byzantina)

特徴と魅力
ラムズイヤーは、その名前の通り、
羊の耳のように柔らかくふわふわとした葉が特徴の植物です。
シルバーグレーの色合いが美しく、
独特の質感がアレンジメントに優雅さと洗練さを加えます。
秋には特にその色合いが落ち着いたトーンと調和し、
上品なデザインを作り出します。

使い方のポイント

 

柔らかさ:他の花材と組み合わせて、
アレンジメントに柔らかさを作ることができます。
特に、秋の実りを感じさせる豊かな色合いの花と組み合わせると、
デザインが引き立ちます。

引き立て:ラムズイヤーのシンプルな葉は、
他の花材を引き立て役としても優秀です。
特に、鮮やかな色の花々とのコントラストが美しいです。

・ゲーラックス (Galax urceolata)

ゲーラックスは、深い緑色の丸い葉が特徴のグリーンです。
葉は硬くしっかりしており、光沢があります。
秋になると、紅葉し始め、
アレンジメントに秋らしさを演出できます。
葉っぱはとても丈夫で
ワイヤリングは葉自体に直接差し込みます。
また、器に貼り付けてオリジナル感を出すことにも
適しています。

使い方のポイント

 

クラフト:丸めて、ホチキスで止めたり貼り付けたり
アイデア次第で何通りもの使い方ができます。

耐久性を活かす:ゲーラックスの葉は非常に耐久性が高いため、長期間楽しめるアレンジメントに使用することができます。

まとめ

秋に使うグリーンとして、「サンキライ」、「ラムズイヤー」、そして「ゲーラックス」は、それぞれ独自の魅力と特徴を持っています。これらのグリーンを取り入れることで、秋らしい豊かで深みのあるフラワーアレンジメントを楽しむことができます。自然の美しさと季節感を取り入れたデザインで、秋の訪れを感じさせるアレンジメントを作ってみてください。

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