2024年もそろそろ半分来てしまいました。

ここに来て、2024年のトレンドを考えてみたいと思います。

ファッションとして考えると理解しやすいでしょう。
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１、2024年トレンドカラー

２、カラーによる心理的効果

 

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１、2024年トレンドカラー

2024年の注目カラー: ピーチ・ファズ (PANTONE 13-1023)

パンテーンのカラー・オブ・ザ・イヤー: ピーチ・ファズ

毎年、パントン社はデザインやファッション、
インテリアにおいて影響力のある色を
「カラー・オブ・ザ・イヤー」として発表します。
2024年のカラー・オブ・ザ・イヤーは「
ピーチ・ファズ（PANTONE 13-1023）」です。
この色はベルベットのように柔らかで優しい色味を持ち、
暖かくて居心地がよく、ほんのりセンシュアルな桃色です。

「ピーチ・ファズ」は、その名の通り、
桃の皮のようなふんわりとした感触と、
包み込むような優しさを持っています。
この色は、心、体、そして魂を豊かにするスピリットを持ち、
私たちの日常に温かさと居心地の良さをもたらします。
フラワーアレンジメントにおいても、
この色は癒しと幸福感を提供し、
見る人すべてを包み込むようなデザインを可能にします。

 

更に、このカラーが選ばれた理由があります。
毎年12月に色見本帳メーカーのPANTONE®社が発表する
「カラー・オブ・ザ・イヤー」。
一年のムードを表現し、トレンドも左右する重要な色に、
2024年は「ピーチ・ファズ」が選ばれた。
桃の皮のフワフワ感をイメージした色は、
やさしさと穏やかさ、そして人間味を感じさせる絶妙なカラートーン。
おもわず触れたくなる色は、
コロナ禍を経て、改めて再確認した人との
つながりの大切さを表現している。
さらに、不穏な情勢が続く中、思いやりや調和、そして互いに寄り添う重要性を訴える。

コロナ、少し忘れかけてもいますが
コロナによって人生が大きく変わった人たちもいるでしょう。

私も大分変わりました。
花に携わることは変わりないですが
それでも、職種が変わったと言ってもいいでしょう。
ここに移転したことで実感します。

そして、情勢不安。

戦争が始まったり、経済不安だったり。

確かに、誰かを優しさに包んであげたい気持ちがあります。

それには、なんてピッタリなカラー。

ピンク・オレンジ・白・黄色
全てが優しく混ざったよう。

これらのトレンドカラーをフラワーアレンジメントに取り入れることで、季節感を演出しながらも最新のトレンドを反映したデザインを楽しむことができます。「ピーチ・ファズ」を中心に、シーズンごとのトレンドカラーを巧みに組み合わせることで、より魅力的でインパクトのあるアレンジメントを作り出すことができるでしょう。

２、カラーによる心理的効果

カラーによる心理的な効果も見ていきましょう。

赤: エネルギーと情熱

赤はエネルギーと情熱を象徴する色です。
この色は、血流を増やし、心拍数を上げることで、
私たちに活力を与えると言われています。
フラワーアレンジメントに赤い花を取り入れることで、活気と情熱を表現できます。特別なイベントやロマンティックな場面に最適です。

注意点：赤いお花のイメージは派手で目立つような気がしますが
実は実際のお花の赤は、少し濃い色が多くて
撮影するのが難しかったり
高級感のある店内などですと、暗めの照明が多くて
見えにくいことがあります。

オレンジ: 温かさと創造性

オレンジは、温かさと創造性を象徴する色です。
この色は、食欲を刺激し、社交性を高める効果があります。
オレンジ色の花を使ったアレンジメントは、
明るく陽気な雰囲気を作り出し、人々の心を明るくします。
家庭や職場に温かみと活気をもたらします。

注意点：非常に目立つカラーな故に、
オレンジ色が大好きな人と、苦手な人もいるようです。
事前に好みを知れると良いです。

 

黄色: 喜びと明るさ

黄色は、喜びと明るさを象徴する色です。
この色は、精神的な明快さとエネルギーをもたらし、
気分を高揚させる効果があります。
黄色い花を使ったアレンジメントは、
ポジティブなエネルギーを引き出し、
人々を笑顔にします。

注意点・黄色は気をあげるのに
ピッタリなカラーです。
ですが、。お悔やみなどでは避けた方が
無難です。違う形で、「元気出してね！」
のプレゼントにするといいでしょう。

緑: 安らぎとバランス

緑は、安らぎとバランスを象徴する色です。
この色は、自然を連想させ、ストレスを軽減し、
心を落ち着かせる効果があります。
緑の葉や花を使ったアレンジメントは、
リラックスした雰囲気を作り出し、
内面的な平和をもたらします。
空間に自然な美しさと落ち着きを与えます。

注意点：グリーンアレンジは、見る人が見ると
とてもおしゃれでモダンです。
わたしも、ご注文内容によって
よく、使います。
しかし、これがわからないような方
似合わないような方に送るのは
もっと華やかな色が良かったなど
思われるかもしれません。
全てに言えますが
TPOを大切に！

青: 静けさと集中力

青は、静けさと集中力を象徴する色です。
この色は、血圧を下げ、リラックス効果をもたらすことで
知られています。
青い花を使ったアレンジメントは、
穏やかで落ち着いた雰囲気を作り出し、
リラックスしたい空間に最適です。
瞑想やリラックスタイムにぴったりです。

注意点：青いお花はあまり数が多くないので、
貴重がられたり、喜ばれたりします。
一方、少し暗い印象もあるかもしれません。
これは、グリーンとの上手な組み合わせで
華やかさを出すことができる。
もしくは、大量に使うことで
華やかになります。
また、ブルーは食欲を落とす色としても言われますので
置き場所に注意してください。

紫: スピリチュアリティと高貴さ

紫は、スピリチュアリティと高貴さを象徴する色です。
この色は、創造力を高め、
瞑想や精神的な探求に適しています。
紫の花を使ったアレンジメントは、
神秘的で高貴な雰囲気を作り出します。
特別な儀式や瞑想の場面に最適です。

注意点：長寿のお祝いによく使われます。
お祝いにしては、少し暗くなりそうなので
白との組み合わせよりもピンクや黄色と合わせると
華やかさを演出できます。
長寿のお祝いのうち紫は
古希70歳
喜寿77歳
卒寿90歳
となります。

ピンク: 愛と優しさ

ピンクは、愛と優しさを象徴する色です。
この色は、心を癒し、幸福感を高める効果があります。
ピンクの花を使ったアレンジメントは、
ロマンティックで優しい雰囲気を作り出し、
愛情を伝える手段として最適です。
感謝の気持ちや愛を表現するのにぴったりです。

注意点：女性だけに人気のカラーと思うことが多いですが
実は、男性もピンクが好きです。
思い浮かべると、ピンクを取り入れたファッション
を好む男性って意外と多いですよね。
それと同じで、ピンクのお花のプレゼントが
喜ばれるのです。
男性だからと、カラーを抑える必要はありません。
パートナーと一緒に住まれていたらなおさらです。

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カラーテラピーをフラワーアレンジメントに活かす方法

フラワーアレンジメントにカラーテラピーの要素を取り入れることで、
単なる装飾を超えた深い意味と効果を持たせることができます。
色の持つ心理的効果を理解し、
目的や場面に応じて適切な色を選ぶことで、
見る人々の感情や気分をポジティブに導くことができます。

例えば、オフィスや仕事の場では、集中力と静けさを促す青や緑を取り入れたアレンジメントが効果的です。
一方、家庭やリビングルームでは、
温かさと喜びをもたらすオレンジや黄色の花が最適です。
また、特別なイベントやロマンティックな場面では、
赤やピンクの花を使って情熱や愛を表現することができます。

フラワーアレンジメントは、色の力を活かして心を豊かにし、日常に癒しと美しさをもたらす素晴らしい手段です。
カラーテラピーの視点を取り入れることで、
より深いレベルで人々の心に響くデザイン
を作り出すことができるでしょう。