今回は、スタンド花作成の記事です。

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１、イベントと会場の紹介。

２、送り主

３、花材の選定。

４、デザインのコンセプト

５、設置の様子。

６、コンプリート

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１、イベントと会場の紹介。

セレブなお誕生会のイベントです。

お誕生日を迎えられる方は
企業の代表取締役社長の女性実業家。
。。。以前にもこちらの女性へお届けした記憶が
あります。

お届け前にホームページなどで
どんな会社なのか？
どんな人なのかをある程度調べます。

会場はTRUNK (Hotel)

こちら、ご存知ですか？
私は２回目なのですが、
とても入り組んだ所に突如として
現れる、おしゃれな会場。

お届けには苦労します。
以前、伺った時にはうまい具合に
ホテルの前に出られて、
車を止める場所もないので
猛スピードでお届けしました。

今回は、何度ぐるぐる回っても
一方通行の反対側に出られずに
同じ場所に着いてしまう。

方向音痴じゃないのですよ。
慣れているし。
オンナ佐川とか言われるし。

でも途中、諦めて
ちょっと離れたパーキングに止めて
台車でガラガラ行きました。

それにしても、西洋人の多いこと！
もはや、ハワイにいるような気がしてきます。

TRUNK(Hotel)のご紹介をします。

1. デザインとコンセプト

   • ソーシャライジング：トランクホテルは「ソーシャライジング」をコンセプトに、ゲスト同士が自然と交流できる空間を提供しています。ロビーやラウンジ、カフェなどの共用スペースはオープンで、訪れる人々が気軽に集まり、会話を楽しむことができます。

   • サステナビリティ：環境に配慮した取り組みが随所に見られます。例えば、再生素材を使った内装や、エコフレンドリーなアメニティなど、持続可能な未来を意識した設計が施されています。

2. 客室

   • 客室は全部で15室と小規模ながら、一つ一つが異なるデザインで個性豊かです。シンプルでありながらモダンなインテリアは、快適さとスタイルを両立しています。広々とした空間と充実した設備で、ゆったりと過ごせます。

3. カフェとレストラン

   • トランクキッチン：地元の食材を活かしたモダンな和食を提供するレストラン。ヘルシーでバラエティに富んだメニューが特徴です。

   • トランクバー：豊富なカクテルやクラフトビールを楽しめるバー。夜になると多くの人々で賑わい、社交の場としても人気です。

   • トランクコーヒー&ベーカリー：こだわりのコーヒーや手作りのパン、ペストリーを提供するカフェ。朝食や軽食に最適です。

4. イベントスペース

   • トランクホテルには様々なイベントスペースがあり、ビジネスミーティングから結婚式、パーティーまで多様な用途に対応しています。特に「トランクルーム」と呼ばれるスペースは、個性的なデザインと最新の設備が揃っており、多くのイベントが開催されています。

5. その他の施設

   • 屋上テラス：都心の景色を一望できる屋上テラスは、リラックスしたひとときを過ごすのに最適です。

   • フィットネスルーム：ゲストの健康をサポートするためのフィットネスルームも完備されています。

アクセス

トランクホテルは渋谷駅や原宿駅から徒歩圏内にあり、ミヤシタパークのすぐそばです。渋谷の賑やかなエリアに位置しながらも、ホテル内は落ち着いた雰囲気で、都市の喧騒から離れたリラックスした時間を提供します。

２、送り主
もう、数十年にわたってご注文をいただいている
大変大きな会社です。メインはアパレルだと思います。
グループになっていて、グループ会社も沢山あって、最近はほぼ胡蝶蘭のご注文なのですが

グループの代表取締役社長からのご注文は
必ず生花です。

ご本人とは面識があるはずもないですが、

本当にお花がお好きなようで
とても紳士でもちろん人望がある方。

いつも気遣いのあるご注文をいただくので
自ずとわかります。

秘書を通して、わざわざお礼のお言葉もいただきます。

今回も秘書の方と私で色々とご相談。
持ち帰れるようなものが良いのか？
抜いて帰れれば良いのか？

など、結局はスタンド花に決定。

３、花材の選定。

以前、ブログでご紹介した時には
BLUE NOTE TOKYO
おしゃれなライブハウスでしたので
暗いことはわかっていました。

そんな時には白か黄色が良いとお話ししました。

今回は、洗礼されたおしゃれ重視。

グリーンアレンジを考えました。

市場にお花を注文したのですが
緑と言っても暗い緑から
明る緑。様々です。

トルコキキョウと紫陽花
私は「蛍光みどり」と言う表現をして
市場に理解してもらってます。

使用した花材

・トルコキキョウ（アンバーダブルモヒート）
・アジサイ（抹茶）
・グレビレア　アスプレニ
・キキョウラン
・ダスティーミラー
・バラ　淡茶（ラヴィニール）
・マルバルスカス

難しい名前ですね！

４、デザインのコンセプト

他とは一線を画す、お洒落で動きのあるデザイン
をテーマ。

サブテーマは。。。もしかしてお持ち帰りになるかも？！　笑

花材を選ぶ時点で、なんとなくのデザインは考えている
わけです。

「他とは一線を画す」
これ、絶対です。
よく目にする街の開店祝いのお花になっては
おしゃれコンセプトが台無しですから。

私の頭の中をご説明するのは
難しいのですが
派手で大きくではないです。

品があって、エレガントで印象に残るもの。

だから、なんか他と違うと言うものができます。

難しいところかもしれないのは、

今回、オアシスを隠すためのグリーンは
ほぼ使っていません。
マルバルスカスを脇に4本だけ。

これで、しっかりとしたアレンジを作るのは
難しいかもしれないです。

作成動画です。

 

 

 

 

 

５、設置の様子。

車のことは、先ほど書きましたが
行ったことがない方はどんな所を想像しますか？

通常、私達がお届けする
大きなビルに入った会社や
百貨店、ホテルなどなど
大きい会場には必ず、搬入口と言うものがあります。

車もそこから入って、駐車料金がかかったり
無料だったりは場所によってです。

搬入口から入ると
警備員さんがいて、会社名・名前・電話番号を
記入して何かしら搬入の印をもらって
入場。

裏口なものですから、
まるで迷路。

「余談ですが、お仕事の時一度
伝説の恐ろしい目に遭いました。

百貨店が閉店後に
店内から鉄扉を開けて、
店内から裏階段に出たら
もう、2度とどこの扉も
開かなくなってしまったのです。

まだ、子供が小さくて
家に残していたので
え？
DOする？　笑

警察に電話して
迎えにきてもらいました。

電話を持っていてよかったー！」

それで、話を元に戻すと、
そんな思いがあるので
慎重にお届けします。

大きなエレベーターはどこも
ベニヤ張りされています。

満員で乗れなかったり
各回止まったり
色々大変ですが
すーっとお届け先まで
行けるのはありがたい。

これが、通常。

TORUNK(Hotel)

には搬入口が見当たらないです。

中に入ると、
おしゃれなBARがいきなり現れます。

だから、台車でガラガラなんていけずに
全て一気に抱えて
この姿もすごいですが

あーこのお届けの様子も
写真に撮ればよかったですね。
スタンド花、私は
模造紙で包んでお届けします。
次回、機会あったら撮ります。

BARカウンターで
お届け先名をお伝えして
奥のイベントスペース用の
建物に案内していただきました。

無事に2階の会場に設置。
札を立てて、
お水をあげて
伝票をお渡しすると、ホッとする所です。

６、コンプリート
アトリエに帰ると、
お写真を秘書にお送りして
それがご依頼主にわたって

「今回は二転三転して、誠に申し訳ございませんでした。

お写真をお送りいただき有難うございます！

細かいところまでご配慮いただき恐縮でございます。
お送りいただいた写真を⚫️⚫️にもお見せしたところ

「今回も素敵なお花を有難うございます。」と申しておりました。

いつも細かいお願いばかりで恐縮です。」

もはや、私はこちらの会社の華道部と思っているので
ご依頼を成功させることが
何よりも嬉しいです。

これでコンプリート

元気でよかった！私。