ミモザのリースレッスンが昨日終わりました。

本来、ミモザの日に合わせて
日程は3/4,5,6,8,9日でした。

また、出回り時期にも合わせました。

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1、出回り時期

2、ミモザの種類

3、ミモザのリースの作り方

4、生徒さんのレッスンの様子

5、ミモザのリースを長持ちさせる方法

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1、出回り時期

ミモザは、その鮮やかな黄色い花が春の訪れを告げる花として
多くの人々に愛されています。
ミモザの花は、春の花材として非常に魅力的なものです。

ミモザの主な出回り時期は、
地域によって若干異なりますが、
一般的には早春から春にかけて、
つまり2月下旬から4月上旬までが最盛期です。
この時期、ミモザはその明るい黄色の小花をふんだんに咲かせ、
切花市場に多く出回ります。ミモザは、
特に「女性の日」である
3月8日に合わせて需要が高まることもあり、
この期間には特に多くの花が市場に出ます。

通常は、この通りですが、
今年の冬の途中まで、暖かくて
すごい勢いで、市場から
姿を消していきました。

桜も随分と早く咲く予想でしたよね。

ところが、急に寒くなって
桜が例年より遅いとは?!

予測が難しい。

随分早い時期から
グループレッスンで
3/29の昨日のご予約をいただいておりました。

クリスマスのマグノリアのリース同様
ミモザのリースにミモザが
ないわけに行きませんので
ずっと、市場の人と共に
ドキドキでした。

それも、リースにはしっかりした
花がついたもの。

2、ミモザの種類
よく目にする
銀葉アカシアはパラパラと散ってしまう
ので、パールアカシアがいいですが
まあ、そこは農家さんと市場に
お任せするしかありません。

レッスン前日に
市場からの連絡で
無事に入荷できたと聞いた時には
ほっとしました。

金額交渉などされますが、
「金に糸目はつけません!」笑

今回、入荷したのは
私も初めてみた、というか
今までそれほど気にしていなかった、

「三角アカシア」

ここで、3種類のアカシア(ミモザ)
が出て来たので詳しくみてみましょう。

銀葉アカシア(Silver Wattle, Acacia dealbata)

  • 特徴: 細かい羽状の葉と、黄色い球形の花が特徴的です。葉の色が銀色がかって見えることからこの名前が付けられています。
    この細かい葉はパラパラと散るのが残念なところです。

  • 産地: オーストラリアが原産で、世界の温暖な地域で広く栽培されています。

  • 価格帯: 一般的には他のアカシア類と比べて手頃な価格で市場に出回ることが多いです。

パールアカシア(Pearl Acacia, Acacia podalyriifolia)

  • 特徴: 丸い葉っぱが特徴的で、葉の表面は青緑色、裏面には白い粉を帯びています。黄色い花は密集して咲き、ふわふわした質感を持っています。葉が丸く大きめで、パラパラと散らないのが魅力的です。

  • 産地: オーストラリアが原産で、特に東部地域が主な産地です。

  • 価格帯: その装飾性の高さから人気があり、季節によってはやや高価になることがありますが、一般的なアカシアと比較しても価格帯は手頃な範囲に収まることが多いです。

サンカクアカシア(Triangle Acacia, Acacia cultriformis)

  • 特徴: その名の通り、三角形の葉が非常に特徴的で、黄色い小花をつけます。この三角形の葉が散りにくいことも魅力の一つです。

  • 産地: オーストラリアが原産地で、こちらも世界の温暖な地域で観賞用に栽培されています。

  • 価格帯: 特異な形状と装飾価値の高さから、フラワーアレンジメント用として特に需要があり、やや高価な部類に入りますが、利用される量や需要によって価格は変動します。

何気なく、綺麗〜と思ってみていた
ミモザにも種類があるんです。

でも、実はそれどころではなのです。
ミモザと一口に言っても、
実際には「ミモザ」と呼ばれる植物は複数の種類があり、
それらはアカシア属(Acacia)の中の特定の種に対して
一般的に用いられる名称です。
アカシア属は、
世界中に約1600種以上が存在するとされており、
この中には観賞用や切花として「
ミモザ」と呼ばれるものが含まれます。

というわけで、ミモザについて、
だいぶ詳しくなったところで
レッスン準備の様子です。

昨日の生徒さんは、
みなさん、お忙しくて
お時間のない方々。

1:40ごろいらして
(グループレッスンはお時間の調整が可能です。通常1:00スタート)
・3:02の電車に乗られたい方。
(奥沢駅徒歩1分なのはよかったです)
・既に 3:00にタクシーを呼ばれている方々。

レッスンは、ミモザを選定するところから
始まるのですが
そのお時間に間に合わせるため、
今回は事前にカットして、
下2cmの葉を落とすまで
ご用意しておきました。

これだけの量を一気にカットしたら、
流石に、ものすごい量の花粉が
ベルベットのようでした。笑

でも、やっておいてよかったー。笑

3、「ミモザのリースの作り方」

必要な材料

  • 藤のリースベース(25cm)

  • ミモザの枝(新鮮なもの)

  • 巻きワイヤー(26番)

  • 剪定ばさみ

  • ペンチ

  • ニッパー

  • オプションで装飾用のリボンや小物

    (今回はラフィア)

作り方

  1. 準備

    • ミモザの枝を剪定ばさみで、
      リースに取り付けやすい長さ(約12cm)に切ります。
      下2cmにある葉や花は取ります。
      その時に、なるべく沢山の枝を取れるように
      工夫します。
      枝を選ぶ際は、花がしっかりとついているもの、葉が健康的なものを選びましょう。

  2. ミモザの配置

    • 藤のリースベースにミモザの枝を配置していきます。リース全体に均一になるよう、また、自然な流れを意識しながら配置しましょう。下半分の位置を太くしたり、上は花をつけなかったり
      きっちりするのかナチュラルにするのかなど
      デザインを考えます。

  3. 固定

    • ミモザの枝をリースに取り付ける際は、3本ずつを花束のように
      持って、3本一緒にした2cmの葉や花を取ったところを利用して
      巻きワイヤーを使ってしっかりと3回ずつ回して固定します。
      ふわふわしたリースを作るには、内向き
      外向きと交互にするのがコツです。
      また、間を詰めるとより一層豪華になります。
      リースベースにしっかりと結び付けます。

  4. 全体の調整

    • 全てのミモザの枝をリースに取り付けたら、
      リース全体を見てバランスを確認します。
      空いている部分があれば、
      追加でミモザの枝を取り付けましょう。
      また、不自然に長い枝があれば、剪定ばさみで調整します。

  5. 装飾の追加

    • リースの見た目をさらに豊かにするため、リボンや小物を追加します。今回はラフィアを使います。

  6. 完成!

    • 最後に全体を再度チェックし、調整が必要な部分を修正したら、引っ掛け用のワイヤーを作ってミモザのリースの完成です。

注意点

  • ミモザはデリケートな花なので、取り扱いには優しく行いましょう。

  • リースを飾る場所を選ぶ際は、直射日光や乾燥を避ける場所を選びます。

4、生徒さんのレッスンの様子

今回の生徒さん方は、
だいぶ長く、お花のレッスンを
受けてこられたようですが
藤のリースを土台に
巻きワイヤーで作っていくのは
初めてとのことで、
少し戸惑われていました。

でも、コツがわかると
流石にスイスイ。

途中まで作って
お気に召さなく
作り直された方もいらっしゃいました。

それにしても、
この春の黄色の世界は
癒されますね。

1:40ごろにいらして、
ちゃんと、お時間に
お見送りできるのか?

最後に、プチスイーツと
お茶もお出ししたい。
私の自己紹介も!
写真もお撮りしなくては!
ラッピングして、袋詰め!!!

これが、流石お花に手慣れられていて
ものすごいスピードで完成されました。

しかも、みなさん個性的で
素敵!
そして、なぜハートが出来る?!

無事に、お時間に間に合うよう
お見送り、、、実際はあまりお見送りの
時間はありませんでした。笑
でも、お見送りできました。

この日の朝は、春の嵐のような雨の日。
レッスン前から、どんどんと
お天気が回復して
途中、ヒーターを切って
窓を開けたほどの
ポカポカ陽気。

まさに、ミモザが連れてきた春!

来月、もうまたすぐに生徒の皆様に
お会いできるのが楽しみです。

。。。次回は、もう少しゆっくり
のんびりしてください!

最後に

5、ミモザのリースを長持ちさせる方法

  1. 水分を保つ: ミモザのリースを作る際は、
    新鮮なものを使います。
    今回も、当日強い入れたものです。
    リースが完成したら、
    霧吹きで軽く水を吹きかけて、
    花と葉に水分を与えましょう。
    ただし、水分が多すぎると腐敗の原因になるので
    注意が必要です。

  2. 適切な保管場所: リースを直射日光の当たる場所や
    暖房の効いた部屋に置くと、
    早く乾燥してしまいます。
    できるだけ涼しく、
    湿度の高い場所を選ぶと長持ちします。
    また、風通しの良い場所を選ぶことも重要です。

  3. 定期的なチェックとケア: リースの水分状態を定期的にチェックし、必要に応じて霧吹きで水分補給を行いましょう。
    また、既に乾燥してしまった部分や、
    色が変わってしまった部分があれば取り除くと、
    全体の見た目をきれいに保つことができます。

  4. ドライになると、当たるだけで壊れてしまうので、

    持ち運びなどに注意してください。

    ドライの姿を長く楽しんでいただくためには

    保水の必要がありません。

    湿気の少ない、場所に飾ってください。

ミモザの時期の参考にしていただけたら
嬉しいです。

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