自由が丘に移転にあたり、
内装工事から、始まりましたので

こだわりのインテリアをご紹介しています。

テーマは『シャビー&エレガント

前回は、内装の一番の中心となる
居心地の良い広々とスペースをとった
カウンターテーブル、椅子、床の
ご紹介をしました。

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1,棚

2,アイアンを熱すると黒くなる

3,なぜ、黒くするのか

4,倉庫兼事務所

5,ロビー

6,ちょっと不安

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1,棚

今回は、棚から。

平面図の左下の棚板と書いてある場所です。

大きさ、棚の感覚を指定しました。

カウンターテーブルとお揃い
作りました。

もちろん、

茶色の上に
サラサラに白いペンキを薄めたものを塗って、
傷がついているように見せたり
時々、擦れたようにして塗っていくのも
カウンターと一緒。

最後は、高級という
テカテカ光らずに
材質を生かした上でコーディングできるという
コーディング剤。

 

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棚支えるアイアンも
カウンターテーブルと同じように
熱して黒く化学変化を起こしたもの。

かっこよくするために、
デザイナーさんが、そのようにしてくれたのですが、
何故、黒くなるのか調べてみました。

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2,アイアンを熱すると黒くなる

アイアンを熱すると黒くなる仕組みは、
酸化反応によるものです。
鉄(アイアン)は空気中の酸素と反応して
鉄酸化物を生成します。
この鉄酸化物が黒い色を持っているため、
アイアンが熱されると表面が黒くなります。

具体的な反応は次のようになります:

2Fe(s) + O2(g) → 2FeO(s)

この反応では、固体の鉄(Fe)が酸素ガス(O2)
と反応して固体の鉄酸化物(FeO)を生成します。
この鉄酸化物が表面に付着し、
アイアンが黒くなる原因となります。

この酸化反応は通常、高温で起こりやすく、加熱すると速く反応が進みます。そのため、アイアンを熱した際には、表面が急速に酸化して黒くなる現象が起こります。

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なんだか、元素記号を見ると難しい話ですが

化学の専門用語を避け、

より身近な言葉や具体例を用いると
理解しやすくなるでしょう。

アイアンを熱すると、空気中の酸素と反応して表面が黒くなるんです。

これは、鉄が空気と結びついて黒い物質ができるからなんです。

ということです。

では、かっこよくする為ですが

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3,なぜ、黒くするのか

その手法を用いた理由。

テーブルの足をアイアンで作る場合、
熱して黒くする理由はいくつかあります。

まず第一に、アイアンを熱して黒くすることで、
表面の保護や耐久性を高めることができます。
黒く酸化した表面は、錆や腐食からアイアンを守り、
長期間にわたって美しい状態を保つことができます。

また、黒く酸化した表面は見た目が美しいだけでなく、
手触りも滑らかになります。
これにより、テーブルの足が傷つきにくく、
清潔感のある外観を維持しやすくなります。

さらに、黒く酸化した表面は熱をより
効率的に放出する性質があります。
これにより、テーブルの足が熱を持ちすぎている場合でも、
周囲の温度を適切に調整しやすくなります。

最後に、黒く酸化した表面は、
デザインの一部としても魅力的です。
黒い色は多くのインテリアスタイルに合わせやすく、
モダンで洗練された雰囲気を演出することができます。

したがって、
テーブルの足をアイアンで作る場合に熱して黒くすることは、
耐久性や美しさ、熱の放出効率など、
様々な面でメリットがあることが理解されるでしょう。

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すごいですね。

なんだか、調べてみたら
もっとこのアトリエの、テーブルや
棚が大好きになりました。

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4,倉庫兼事務所

次の、大きな作り物は
倉庫兼事務所。

田園調布のアトリエでは
カウンターの奥に机を置いて
仕事をしていて、
左右の棚にぎっしり
書類やら
資材が詰まっていました。

これを、収めるのに
一体どの大きさが必要なのか
考えたら、
田園調布にあったエステルーム
の大きさがあれば大丈夫そう。

笑・エステルームの内装工事の写真しか見つかりませんでした。

まあ、捨てるものは大量にあり
ましたが。

毎日のように、
進行具合を見に来ていましたが
一日たつとみるみると
進むのです。

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5,たった1人の大工さん

実は
あんなに大きなテーブルを組み立てるのも。
棚を組み立てるのも
何もかも
たった1人の大工さん
作るのです。

「ちょっとそっち持ってて!」

とか、ないのでしょうか。

きっと、内装代金を
安く抑えるには、
この、なんでも1人で
できる、大工さんが必要だったのでしょう。

これを、スペシャル奥の手。

と、呼んでました。

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実は、田園調布の最後の改装も
デザイナーの松田さんに
お願いしたのですが、
価格を抑えるために
設計図もなしで
口頭で指示しながら

ペンキやさんではない人が
ペンキを塗ったり

時には、松田さんご本人も
ペンキを塗ってました。

それでも、3人の方が
お仕事していただいたので
今回のお一人の大工さんには
驚きです。
寡黙な方で、なかなか
私に心を開いてくれませんでしたが
ちょっとずつお話ができるようになりました。笑。

倉庫には、
IH付きキッチンもあります。

こんな感じのものです

段々と見えてきました。

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5,ロビー

平面図右上の左が、ハンガー右が鏡となているものの
真ん中に垂直に出ている
(ハンガーと鏡はここでは無くなりました。)

シンボルとなる
壁。

これは、入り口から見たらプチロビー
ができるということで、
看板もここに取り付けます。

スタジオ側からは
撮影スポット

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この素敵な看板の画像を
デザイナーさんに見せたものだから、
本当は、周囲の壁と同じように
クロスを貼る予定でしたが
このロビー特別なものに
しなければいけない!

ってなったのです。
看板の威力すごっ!

私もそんな人間になりたい。。。。笑

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木を張ることになりました。

また、いろいろなサンプルから選ぶ。

グレーかな?

クリーム?

「おお!

これかっこいい!

これにしてください。」

と決めたのがこれ。

となったら、
床板とかと一緒で
取り寄せるものだと
思っていました。

そういえば、テーブルの天板も
そのように塗られたものが
届くと思ってたので
驚いたのでした。

大工さんが、
ロビーの大きな大きな
壁をあっという間に作りました。

かっこいい!

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すると、
ペンキやさんが
壁を白く塗り始めます。
あれ?
変更になったの?

って思いました。

変更するにしても、
もっとシャビーな色合いで
塗ってくれないとダメよ。

と、思っていると。

今塗った、ペンキが乾いてから
細工をしていくとのこと。

ちょっとよくわからないけれど、
翌日、仕上がり具合をチェックして
欲しいとのことで
行ってみると

いい感じ!

黒っぽいペンキで汚したり、

こんな風になるのね?!

1から作っていくということだったのですね。

p「どうですか?」

t「いい感じ!もっともっと思いきっきり
行っちゃってください!」

p「わかりました!やりすぎると
元に戻せないから手が現してました。」

それで、ここはこうして。アーしてなど
注文をしていると。

p「なんだか、すごく楽しくなってきた!」

と、どんどん張り切ってくれました。

こうして、夢の内装がどんどんと
できていきます。

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6,ちょっと不安

と、ここで少し不安が芽生えます。

その都度、その都度
私の希望で変更が入っています。

キッチンもミニキッチンに IHを乗せるだけだったのを
IH付きにしたし、

ガスを引く予定を、電気湯沸器。

ライトの位置とか

色々細かく変更。

もう、途中で見積もりを出すのをやめてしまったのです。

一体どうなるの?

。。。まあ、デザイナーの松田さんが
色々と苦労してくれているので
任せておけば大丈夫でしょ!

と、気を取り直して
また好き放題!笑

今日は、棚・倉庫兼事務所・ロビー
ができました。進みましたね。

まだ続く。。

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