降る降ると言われていた雨がなかなか降りません。
朝から慌てて、プリザーブドフラワーを作って
営業所へ宅急便を持って行ったのに
あんなに慌てなければ良かった。笑
数十年前、百貨店のお花屋さんで修行し始めて
まず困ったこと。
お花の名前が全然わからない!
それから、綺麗に早くリボンが作れない!
アレンジメントを作ったり、花束を作ったりはさせてもらえないので
下仕事ぐらいはできないと、役に立ちません。
それまで、こんなにできない経験がなかったので。ショック。
リボンを作るように言われて、ヘンテコですぐに捨てられたり
優しい先輩は、私の作った小さいリボンの上に
大きな綺麗なリボンをつけて2重のリボンで
お客様に花束を渡してくれたりしました。
今思うとなんとも恥ずかしい。
そこからもっと一生懸命取り組む。
4月に入って、5月の母の日には
ちゃんと役に立たなきゃ!
お花の名前ってカタカナだし意味を持たないし
覚えにくいですよね。
小さなノートをいつもポケットに入れていました。
これはみなさんそうしますよね。
お仕事のメモは勿論、
その日に入荷したお花の名前と簡単な絵を書きました。
自宅に帰ってからは花図鑑を見て
(その頃はネットはまだまだ発達していなく、ワープロがやっと)
私のお花専用のノートにもう一度、書くのです。
するとノートはどんどん埋まって
私だけの図鑑ができて、嬉しくなり
お花の名前もすっかり覚えられたのです。
レッスンでも、こんな具合に簡単にですが
その日の花材を書いていていただきます。
その後、デザインも考えます。
私のサンプルがあるので、そのまま作りたい方はそれでも大丈夫。
でも、それでもどうしても忘れてしまうお花の名前があります。
なぜだかは不明ですが、
リューカデンドロンとグロリオーサ
あれ?笑。
今日はスッと出てきました。
リボンはどうしてできるようになったかというと
恐れていた母の日はとてつもなく忙しいので、
母の日前にリボンを用意するのです。
その準備を命ぜられ
店頭ではなく、裏階段に座り込んで
どんどんどんどん、数え切れないほどのリボンを作成。
そのおかげですっかり得意になりました。
そして、2ヶ月経つころには
色々なことがわかって、学んで
できるようになり、夏にはもう威張ってました。笑。
学生の時から、色々なアルバイトをしましたが
いつも2ヶ月は必死で頑張れば慣れるはず!
今もそんな思いを心に入れて行動しています。